【取り回しが苦手なビギナーライダーがスカウト ローグでクルーザーに初挑戦!】インディアン スカウト ローグ 試乗インプレ
大型自動二輪免許取得済とはいえ、普段は主に411ccの牧歌的なバイクにしか乗っていないバイクビギナーが、アメリカ最古のモーターサイクルメーカー、インディアンモーターサイクル(以下インディアン)の『スカウト ローグ』を試乗。クルーザーに乗るのは初めて。さらに車重250kg 、1133ccのパワーを持つバイクに何を感じるのか?
●文:村田奈緒子 ●写真:山内潤也 ●BRAND POST提供:インディアンモーターサイクル
村田奈緒子(むらた・なおこ)/一目惚れしたバイク(411cc)に乗るために普通自動二輪&大型二輪免許を取得。2022年2月のバイク納車から本格的なバイクライフがスタート。身長173cmあるので足着き性は心配ないが、まだまだ取り回しが苦手。
インディアン愛あふれるプレインの三浦さんのトークが好きだ
撮影車両をお借りするために、インディアンモーターサイクルの老舗PLAIN Indian Motorcycle YOKOHAMA(以下、プレイン)へ向かう。この日ははじめてクルーザーバイクに乗れることはもちろん、プレインの三浦辰則社長に会えることも楽しみだった。
それぐらいに、私はインディアンを熱く語ってくれる三浦さんのトークが好きだ。訪れるたびにバイクのことはもちろん、インディアンのヒストリーやレースのこと、おすすめの海外のバイクメディアなどいろんなことを教えてくれる。以前はアメリカのバイクに興味がなかった私でも、毎回トークを聞くたびに興味が湧くのだ。
初代『スカウト』が誕生したのは1920年のこと。その後、インディアンは激動の歴史を経て、ポラリス社が2011年に買収。ここから名門ブランド復活にむけてブランドのレガシーを継承するバイクを新しく発表していき、2014年に新生『スカウト』が発表された。
「新しい『スカウト』の開発にあたっては、過去のモデルがもつストーリーは大切にしながらも、緻密なデザイン設計で現代のインディアンを作り上げているわけ。ロー&ロングなのに重さを感じさせず取り回しもしやすいのは、人間工学に基づくデザイン設計だからこそ」と、三浦さんは教えてくれた。
車重250kgはただの数字だった! とにかく軽い『スカウト ローグ』
「はい、今日乗るスカウト ローグはこっちよ」と紹介されたバイクは全長2274mm、全幅995mm。ガソリン満タンで車両重量250kgの『スカウト ローグ』と初めて対面したときは「ひぇー!」と思ったものだが、取り回してみると「あれ、軽いな」とすぐに印象が変わった。
身長があるので大きなバイクも取り回し楽でしょう?と言われることもあるが、正直なところまだまだビギナーのため、取り回しが楽だと思ったことはほぼない。コンパクト&軽量なバイクでも、逆にバランスが悪くてヒヤヒヤすることも多々ある。そんな自分にとって、ロー&ロングな『スカウト ローグ』は初対面にも関わらず、なんて取り回ししやすいんだ! と小さな感動をもたらしてくれた。
普段は411ccシングルエンジンの牧歌的なバイクにしか乗っていない自分である。1133ccのパワーに恐れ慄いていたわけだが、いざエンジンかけてアクセルを回すと「あれ、思ったより穏やかで優しいね、君」と、これも印象が変化したのだった。
車重や排気量、ミニエイプハンドルバー&フォワードコントロールのポジションなど、乗る前に気にしていたことは走り出すとすぐに頭のなかから消え去り、風をきってリラックスしてバイクに乗れていることが「気持ちいいな」というシンプルな快感に変わっていった。
『INDIAN SCOUT スタイルアップグレードキャンペーン!』で自分好みの1台を!
4モデルを展開しているインディアンのスカウトシリーズだが、『スカウト ローグ』のローグには「いたずらっ子」「わんぱく」「不良」などの意味がある。オーセンティックな『スカウト』や『スカウト ボバー』、『スカウト ボバー トゥエンティ』と比べると、ブラックアウトされたモダンなスタイリングも相まってローグというネーミングがついたのだろう。
見た目はブラックアウトされたスタイルも相まって「不良」の感じがあるとはいえ、乗った時の印象は愛嬌のあるやさしい「いたずらっ子」だ。今回お借りした試乗車は、オプションのFOX製のリヤサスペンション(16万8905円)を装着。より乗り心地や路面追従性がアップしていたことも大きいだろう。
自分好みの走りやスタイルを実現する上で、カスタムやオプションは欠かせないもの。今ならスカウトシリーズを成約すると20万円分のパーツ/アパレル/アクセサリーをプレゼントする『INDIAN SCOUT スタイルアップグレードキャンペーン!』が実施されており、購入を検討中の方には大チャンス!(キャンペーン開催は2023年7月31日まで)。
穏やかに、どこまでも走って行きたくなる『スカウト ローグ』。クルーザーが初めてというライダーも大らかに受け入れてくれる懐の深さを知ると、クルーザー未経験のライダーにもぜひ一度は乗ってみてほしいとおすすめしたくなる1台だ。
※本記事はインディアンモーターサイクルが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。