トライアンフ ストリートトリプル765シリーズ【市販車で育まれ、Moto2で強さを手に入れた伝統の3気筒がさらに進化!】

  • 2022/11/30 13:50
  • BRAND POST[PR]: トライアンフ

2019年からMoto2のオフィシャルサプライヤーを務めるトライアンフの765cc3気筒並列エンジン。すでに参戦から4年が経過し、数々のラップタイムレコードを樹立。今回はMotoGP最終戦バレンシアで行われた、Moto2の集大成とも言えるストリートトリプル765シリーズの発表会の模様をレポートしつつ、新しくなった2023年モデルのストリートトリプル765シリーズを紹介しよう!

●文:ミリオーレ編集部(小川勤) ●写真:トライアンフ、小川勤 ●BRAND POST提供:トライアンフモーターサイクルズジャパン

MIGLIORE|ミリオーレ|トライアンフ|ストリートトリプル|Moto2 エディション|モト2|2023年|

Moto2マシンの音と加速をリアルに味わえるストリートトリプル765シリーズが2023年にモデルチェンジ。Newストリートトリプル765シリーズは3機種が用意され、右から「Moto2エディション」「RS」「R」となる。

常に進化を続けるトライアンフ伝統の3気筒!

トライアンフの765ccエンジンの経歴はとても変わっていると思う。トライアンフの3気筒エンジンは90年代にストリートバイクから生まれ、今はMoto2で戦い、そして再び市販車へその技術をフィードバック。こんな鍛えられ方をしているエンジンはあまりない。

トライアンフはこのエンジンを大切に育んできた。普通、多気筒といえば並列4気筒。トライアンフも並列4気筒に注力していた時代もあったが自分達の合理性を追求した結果、3気筒を選択。開発の場としてMoto2まで辿り着き、エンジンサプライヤーとして4年目を迎えたのは本当に凄いことだ。

MIGLIORE|ミリオーレ|トライアンフ|ストリートトリプル|Moto2 エディション|モト2|2023年|
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Moto2はトライアンフの765cc3気筒エンジンを搭載し、各チームがシャシーをオリジナルで制作して争われる。2022年シーズンのMoto2のタイトル争いは最終戦のバレンシアまで続いた。小椋藍とのバトルを制したのはアウグスト・フェルナンデス。若手ライダーを育て、MotoGPライダーへの道をつくっているのもトライアンフの3気筒エンジンである。

MIGLIORE|ミリオーレ|トライアンフ|ストリートトリプル|Moto2 エディション|モト2|2023年|
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トライアンフの3気筒エンジンをMoto2にまで導いたスティーブ・サージェントさん(左)。バレンシアでは往年のライダーであるランディ・マモラさんがストリートトリプル765 Moto2エディションを駆る姿も(右)。

扱いやすいトルクフルなエンジンが走りの自由度を向上させる

「トルクがあるからブレーキで奥まで突っ込んで、回転が落ちてしまってもついてくるんです。だから旋回中の自由度が高まり、ライダーは様々な工夫をしながら走ることができる。旋回速度だけを稼ぐ小中排気量的な乗り方をしなくてすむのです」。2019年当時に取材した、トライアンフのMoto2を担当するスティーブ・サージェントさんの言葉を思い出す。

確かにトライアンフの3気筒エンジンになってからは、ライダーの走りの組み立てに自由度が生まれ、バトルも増えた。小中排気量レースを見ている感覚はなく、新しいMoto2の時代が始まろうとしている瞬間だった気がする。

これは次元は異なるが、我々のような趣味のライダーが感じている3気筒の美点とまったく同じ。765ccなのに、もっと大きな排気量のようにトルクで乗れてしまう感覚こそがトライアンフの3気筒エンジンの魅力。さらに並列4気筒よりも幅の狭い並列3気筒エンジンは、ハンドリングの軽さを約束。スポーツバイクをより身近なものにしてくれるのだ。

そんなトライアンフ3気筒エンジンは、さらに進化して2023年に登場するNewストリートトリプルシリーズに搭載。Newストリートトリプルは「Moto2エディション」「RS」「R」の3機種から選べ、ストリートトリプルとしては初めてMoto2を意識したマシンも登場する

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Moto2最終戦の直後にイタリアで開催されたEICMA。ストリートトリプル Moto2エディションとMoto2マシンが並べて置かれていた。

ストリートトリプル 765 Moto2エディション

ストリートトリプルMoto2エディションは世界765台の限定車で、日本には100台の入荷が予定されている。

いちばんの特徴はクリップオンハンドルを採用した戦闘的なポジションで、シート高も839mmとファミリーの中でもっとも高い。

ただし、オプションのローシートを装着すると、全モデルシート高を28mm低くすることが可能。さらに、Moto2エディションとRSは、専用のリヤサスペンションリンケージアダプターを装着することで、そこから10mmシートを低くできる。ローシートと組み合わせると、RSは798mm、Moto2エディションは801mmまで下げられるということだ。

サスペンションは前後オーリンズ製、ブレーキはブレンボで統一し、いずれも市販最高峰のプロダクトを装備している。

エンジンは、ストリートトリプル史上最高のスペックが与えられた130ps。従来モデルから圧縮比を高め、ピストン、コンロッド、ピストンピン、さらには燃焼室やバルブ&カムシャフト、ミッションも変更されている。

ライディングモードは「レイン」「ロード」「スポーツ」「トラック」「ライダー」の5種類から選ぶことができ、コーナリングABS、トラクションコントロール、リフトコントロールなども搭載。アップ&ダウンに対応したクイックシフターも装備する。

このあたりはMoto2マシンで培ってきたノウハウが存分に投入。Moto2マシンにもっとも近い市販車と言って間違いだろう。

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Moto2エディションは2色のカラーをラインナップ。シリーズ唯一のクリップオンハンドルは、RやRSよりも80mm低く、50mm前方へ。高いシートと合わせてスポーツライディングにふさわしいポジションを約束。

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クリスタルホワイト/189万5000円

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レーシングイエロー/189万5000円

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トップブリッジにはシリアルナンバーが入る。ちなみにデイトナ765のMoto2エディションもあっという間に完売したので、気になる方は早めの予約を。シートカウルやタンクにはMoto2のロゴが入る。

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前後サスペンションはオーリンズ製。フロントブレーキキャリパーはブレンボ製、モノブロックのスタイルマを装備。

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【’23 STREET TRIPLE MOTO2 EDITION】主要諸元 ■全長2050 全幅765 全高1050(ミラー含まず) 軸距1395 シート高839(各mm) 車重189kg ■水冷4スト並列3気筒 762cc 内径77.9×行程53.3mm 圧縮比13.25:1 最高出力130ps/12000rpm 最大トルク8.16kg-m/9500rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L ■キャスター23°/トレール95.3mm ブレーキ形式F=φ310mmWディスク+4ポッドキャリパー R=φ220mmディスク+1ポッドキャリパー タイヤサイズF=120/70-17 R=180/55R17

ストリートトリプル 765 RS

バーハンドルのネイキッドモデルだがエンジンはMoto2エディションと同じ130ps仕様を搭載。ハンドルバーは従来モデルより12mmワイドになっている。

サスペンションは、フロントがショーワ製のビッグピストン、リヤがオーリンズ製で共にフルアジャスタブル。タイヤはピレリ製スーパーコルサV3と市販タイヤでもっともスポーティなアイテムをチョイス。電子制御はMoto2エディションを踏襲し、ネイキッドでもスポーツ性を大切にしたパッケージであることがよくわかる。

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ストリートトリプルらしさを残しつつ、エンジン、シャシー、足まわりを洗練させた。ミドルクラスのスポーツネイキッドのレベルを飛躍的に向上させている。

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コスミックイエロー/ 152万1000円

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カーニバルレッド/ 152万1000円

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シルバーアイス/149万5000円

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フロントフォークはショーワ製のビッグ ピストン フロントフォーク。リヤはオーリンズ製のSTX40。前後ともにフルアジャスタブル。

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RSとMoto2エディションは5インチのフルカラーTFTメーターを採用。アクセサリーのBluetoothモジュールと無料のMy Triumphアプリを使ってターンバイターン方式のナビゲーションや、電話と音楽の操作も可能。マスターシリンダーもブレンボ製でレシオの調整が可能。

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【’23 STREET TRIPLE RS】主要諸元 ■全長2050 全幅790 全高1060(ミラー含まず) 軸距1400 シート高836(各mm) 車重189kg ■水冷4スト並列3気筒 762cc 内径77.9×行程53.3mm 圧縮比13.25:1 最高出力130ps/12000rpm 最大トルク8.16kg-m/9500rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L ■キャスター23.2°/トレール96.9mm ブレーキ形式F=φ310mmWディスク+4ポッドキャリパー R=φ220mmディスク+1ポッドキャリパー タイヤサイズF=120/70-17 R=180/55R17

ストリートトリプル 765 R

圧倒的なパフォーマンスよりも、価格を含め馴染みやすさを優先したパッケージが魅力。エンジンは120ps仕様で、前後サスペンションはショーワ製。シート高はファミリーの中でもっとも低い826mmだが、ローシートを装着すればさらに28mm低くすることが可能だ。

ストリートトリプルシリーズのスタンダードともいえる存在で、3気筒スポーツを身近に感じられる仕上がりが魅力の1台。

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馴染みやすいパッケージが魅力のスポーツネイキッド。それでも前後サスペンションはフルアジャスタブルと本格派。

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クリスタルホワイト/122万1000円

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シルバーアイス/119万5000円

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ストリートトリプルRの前後サスペンションはショーワ製。フロントはセパレートファンクションフォーク ビッグピストンで各部のアジャスターを装備。リヤのショーワ製モノショックもフルアジャスタブルだ。

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Rは情報を把握しやすいマルチファンクションTFTメーターを採用している。アップ&ダウン対応のクイックシフターは3モデルに標準装備されるのが嬉しい。

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【’23 STREET TRIPLE R】主要諸元 ■全長2055 全幅790 全高1045(ミラー含まず) 軸距1400 シート高826(各mm) 車重190kg ■水冷4スト並列3気筒 762cc 内径77.9×行程53.3mm 圧縮比13.25:1 最高出力120ps/11500rpm 最大トルク8.16kg-m/9500rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L ■キャスター23.7°/トレール97.8mm ブレーキ形式F=φ310mmWディスク+4ポッドキャリパー R=φ220mmディスク+1ポッドキャリパー タイヤサイズF=120/70-17 R=180/55R17

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スポーツネイキッドとしての資質を磨き続けるトライアンフのスピードトリプル765シリーズ。日本上陸は2023年春頃。Moto2マシンにもっとも近いネイキッドの上陸を楽しみに待ちたい。

新型STREET TRIPLE FAMILY 早期予約キャンペーンを開催

トライアンフ ストリートトリプルの早期予約をすると、このキャンペーンでしか手に入らないトライアンフのオリジナル キーホルダーを納車時にプレゼント。

日本上陸は、2023年春頃。その存在感、運動性、トリプルサウンドを実際に体験できる日を楽しみに待ちたい!

対象:新型Street Triple ファミリーいずれかの車輌(R/RS)を2023年2月20日までにご成約されたお客様
店舗:トライアンフ正規販売店
期間:~2023年2月20日(月)

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※本記事はトライアンフモーターサイクルズジャパンが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。