その年のモデルからファン投票で人気ナンバー1を決めるガチ企画「マシン・オブ・ザ・イヤー」。ロングセラーモデルが多く存在する「ストリートスポーツ400cc部門」では、ホンダ CB400SF/SBがMOTY最多記録に迫る通算23勝目を挙げた。
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国内仕様の大排気量車を対象とした当部門では、前回ナイケンとZ900RSが、MOTY史上初となる同着1位を獲得するという珍事が発生。今回は、100票以上の大差で新顔のカタナが勝利を収めた。例年、MOTY[…]
400cc部門〈概観〉絶対王者CBが復活、通算23勝目！
王道ネイキッドが記録更新に迫る
’93年の初代以来、熟成し続けた水冷直4を持つネイキッド。26年にわたって実力、人気とも常にトップクラスで、完成度は万人が認めるところだ。’17年以来の首位に返り咲き、通算23勝目。最多勝記録更新も近い。
【MOTYストリートスポーツ 400cc部門 第1位 HONDA CB400SF/SB 獲得投票数534票 】■全長2080 全幅745 全高1080 軸距1410 シート高755(各mm) 車重201kg ■水冷4ストローク並列4気筒 DOHC4バルブ 399cc 56ps/11000rpm 4.0kg-m/9500rpm 変速機6段 燃料タンク容量18L ■タイヤサイズF=120/60ZR17 R=160/60ZR17 ●価格：SF88万4400円〜/SB108万4600円〜 ●販売中
ミニインプレ
クラス唯一の直列4気筒は53psとパワフル。開け始めは扱いやすく、可変バルブが切り替わる6300rpm以降でレーシーに吹け上がる。車体も軽快コンパクト。日本の公道に最適だ。
400cc部門 第1位：ホンダ CB400SF/SB［534票］
不倒不滅の単車遺産
’78年の初代からスタイルと乗り味をほぼ変えずに伝承する「SR400」。令和でも相変わらずの支持を集めた。
【MOTYストリートスポーツ 400cc部門 第3位 YAMAHA SR400 獲得投票数372票】 ■全長2085 全幅750 全高1100 軸距1410 シート高790(各mm) ■車重175kg 空冷4スト単気筒SOHC2バルブ 399㏄ 24ps/6500rpm 2.9kg-m/3000rpm 変速機5段リターン ■燃料タンク容量12L ■ブレーキF＝ディスク R＝ドラム タイヤF＝ 90/100-18 R＝110/90-18 ●色：黒、青、茶[40th] ●価格：57万2400円〜69万1200円
ミニインプレ
’18年型で出足のよさがアップ。軽快なハンドリングは不変で、扱いきる楽しさが味わえる。
| 順位 | 得票数 | メーカー | 車名 | 前年順位 |
| 1 | 534 | ホンダ | CB400SF/SB | 2 |
| 2 | 429 | カワサキ | Ninja400/KRT | 3 |
| 3 | 372 | ヤマハ | SR400 | 1 |
| 4 | 343 | ホンダ | CBR400R | 4 |
| 5 | 245 | ヤマハ | YZF-R3 ABS | 5 |
| 6 | 208 | ヤマハ | MT-03 | 6 |
| 7 | 122 | カワサキ | Z400 | 初 |
’19年の人気マシンを2300人の一般投票で決めた「第47回マシン・オブ・ザ・イヤー」。次ページではストリートスポーツ250cc部門のランキングを発表する。
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