
世界最高峰のロードレースMotoGP。その過酷な環境で鍛え上げられたブレンボのブレーキテクノロジーが、ついに一般公道へ解き放たれる。株式会社プロトが取り扱いを開始した「GP4-MotoGP」は、ブレーキに最高の性能を求めるライダーの期待に完璧に応えるラジアルマウントキャリパーだ。愛車のパフォーマンスとスポーツ性をかつてない次元へと引き上げる、至高のマスターピースとなっている。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真/外部リンク:プロト
サーキットで磨き抜かれた技術をストリートへ注ぎ込む至宝
ブレーキシステムにおいて世界市場をリードし続けるイタリアの名門・ブレンボ。ヨーロッパや日本のハイエンドオートバイに純正採用され、他の追随を許さない絶対的なシェアと性能を誇る。
今回登場した「GP4-MotoGP」は、その名の通りMotoGPをはじめとするトップカテゴリーのレースで培われた最先端の技術をフィードバックしたモデル。サーキット愛好家のシビアな要求にも応えつつ、公道での使用を前提とした設計が施された最高峰のキャリパーだ。
アルミ削り出しのモノブロックボディが生み出す強靭な剛性
極限のブレーキングを支えるのは、素材と製法への徹底的なこだわり。アルミビレット材から精密に削り出されたモノブロックボディは、ハードな走行条件下でも歪みを生じさせない圧倒的な剛性と耐久性を確保している。
さらに、アウターボディにはベンチレーションフィンを設け、内部のピストン(30/30mm同径4POT)にはドリル加工を採用。ブレーキフルードやパッドから発生する熱を効率的に逃がし、常に安定したパフォーマンスを発揮する構造となっている。
レバー入力以上の制動力を引き出す独自のパッドアバットメント
GP4-MotoGPを特徴づける革新的なメカニズムが、ブレーキパッドがキャリパーに接する面・パッドアバットメントが斜めに配置されていること。この特殊な構造により、ブレーキング時にディスクの回転力を利用してピストンを引っ張り出す力が働く。結果として、ライダーがブレーキレバーに入力した力が同じであっても、従来モデル以上の大きな制動力を引き出すことが可能となった。指先の繊細なコントロールに対して、強烈かつリニアな減速Gを提供するブレンボならではの技術力を体感できる。
特殊スプリングの採用でリリース時の素早いレスポンスを実現
制動力の高さだけでなく、ブレーキをリリースした際の動きにも抜かりはない。ブレーキレバーを離した瞬間、特殊な専用スプリングがパッドをブレーキディスクから強制的に引き離す仕組みを採用している。これによりパッドの引きずりを最小限に抑え、ブレーキを解除した直後からスロットルを開けるまでのタイムラグを払拭。ライダーの意図に遅れることなく反応する素早いレスポンスが、コーナー立ち上がりでの鋭い加速をサポートする。
ニッケルコーティングの輝きと公道使用を可能にするダストシール
表面処理には美しい光沢を放つニッケルコーティングが施され、深紅のブレンボロゴが足元に圧倒的な存在感を与える。このレーシングライクな外観でありながら、内部にはダストシールを標準装備しているのが最大のトピック。
定期的なメンテナンスさえ行えば、砂埃や雨水に晒される一般公道でも安心して使用可能だ。取付ピッチは100mmと108mmの2種類をラインナップ。価格は税込990,000円と高額だが、愛車に最上級の制動力とステータスをもたらす一生モノのパーツとして、その価値は計り知れない。
BREMBO「GP4-MotoGP ラジアル CNC モノブロック 4P キャリパー」
| ピストン | 30/30mm(同径4POT) |
| 材質 | アルミニウム合金(CNC削り出しモノブロック) |
| 重量 | 100mm/約968g、108mm/約983g(※片側/ブレーキパッド含む) |
| 表面処理 | ニッケルコーティング |
| 推奨マスターシリンダー | ブレンボ ラジアル φ17 |
| 付属品 | パッド、ステッカー、温度シール、ブリーダーボルト、バンジョーボルト、ガスケット |
| 仕様 | ダストシール内蔵 / 公道使用可能 / オーバーホール可能 / 左右セット |
| 価格 | 税込¥990,000(税抜¥900,000) |
| 品番 | 取付ピッチ100mm 220.F085.10<br>取付ピッチ108mm 220.F085.20色[カラー]:ブラック/シルバー |
| 発売状況 | 発売中 |
| 展示店舗 | ライコランド東雲・ライコランド京都 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(カスタム&パーツ)
最新技術を詰め込み走りを極めた新世代スポーツネイキッドMT-09 2024年のモデルチェンジにより、ハンドルやステップ位置が見直され、よりスポーツネイキッドらしいライディングポジションを獲得したMT-[…]
12インチホイールと103kgの軽さが生み出す無類のファンライド ホンダのグロムは、12インチの小径ホイールと車両重量103kgという圧倒的な軽さにより、初心者からベテランまで純粋な走る喜びを味わえる[…]
機能美の極み!五感を刺激する「ダブルアルマイト」の輝き まず目を奪われるのが、その圧倒的なビジュアルだ。 プロト別注の特別仕様「ブライトエッジ」は、ただのカラーアルマイトではない。エッジ部分をあえて精[…]
プロトの“こだわり”が具現化! 性能も色味も妥協なしの特別仕様 世界トップクラスのシェアと信頼性を誇るサンスター。そのトップブランドに、ブレンボをはじめとするハイエンドなブレーキパーツを知り尽くしたプ[…]
ミドルクラスを牽引する3気筒スポーツYZF-R9の魅力 MT-09譲りのクロスプレーンコンセプト3気筒エンジンを搭載し、軽量な新型アルミダイキャストフレームに包み込んだヤマハの意欲作、YZF-R9。開[…]
人気記事ランキング(全体)
エボスポが帰ってくる!! 日本市場で販売台数の約4割を占めた時期もある絶対的人気モデル「スポーツスター」。2021年12月に登場したフォーティーエイト・ファイナルエディションを最後に、その歴史はいった[…]
二輪のふらつきにサヨナラ。四輪がもたらす圧倒的な安心感 自転車や二輪の電動モビリティに乗っていて、低速時や荷物を積んだ時のふらつきにヒヤリとした経験はないだろうか。特に歩道走行モードのような低速域では[…]
座席をまたがないフラット設計と11インチタイヤの絶大な安心感 荷物を積んだ二輪の電動モビリティはバランスを崩しやすく、恐怖を感じる場面も少なくない。しかし、エレカーゴは常に自立する四輪スタイル。停止時[…]
愛車のガソリンタンクは、美しい状態をキープしたい… 愛車の美観を維持する上で、ガソリンタンク周辺の傷は多くのライダーが頭を悩ませる問題である。特に給油時、ヒンジ付きのタンクキャップを全開にした際、イグ[…]
大柄な車体への不安を消し去る、シート高735mmの絶大な安心感 「クルーザースタイルに憧れるが、車体が重くて取り回しに苦労しそう…」。そんな先入観を抱え、購入をためらっている大人は少なくないだろう。し[…]
最新の投稿記事(全体)
サーキットで磨き抜かれた技術をストリートへ注ぎ込む至宝 ブレーキシステムにおいて世界市場をリードし続けるイタリアの名門・ブレンボ。ヨーロッパや日本のハイエンドオートバイに純正採用され、他の追随を許さな[…]
元青汁王子が立ち上げたバイクメーカーが第1号モデルを発売! 青汁王子としてその名を知られる実業家の三崎優太さん。最近、バイクにハマっているらしいとの情報をきっかけに近況を不定期でお届けしてきましたが、[…]
コンパクトすぎて窮屈という悩みを、絶妙なサイズアップで解決 電動とは思えないほどシンプルな抜け感のあるデザインで注目を集めていた、従来のWonkey。ところが、「ファンバイクのような車格では、自分の身[…]
バイクの聖地が抱える「次の一手」への課題 秩父盆地の中央に位置する小鹿野町は、関東圏のライダーにとってはお馴染みのツーリングルートだ。幹線道路に挟まれた起伏に富む峠道、ライダーを歓迎する「小鹿神社」、[…]
面倒な査定の駆け引きは一切ナシ! スマホで完結する爆速下取りシステム 「下取りって、お店に持って行って査定を待つのが面倒くさい……」と思ったアナタ、ご安心あれ。デイトナのシステムは極めて現代的かつスピ[…]
- 1
- 2





































