前作ラパイドネオから白黒反転して新作TXストラーダへ

高層ビル群を模様へと昇華──アライが「TXストラーダ ロアーズ」を11月下旬に発売

高層ビル群を模様へと昇華──アライが「TXストラーダ ロアーズ」を11月下旬に発売

“かわす性能”で安全性を追求し続けるアライヘルメットは、オンロード用フルフェイス『TX-STRADA(TX-ストラーダ)』のニューグラフィックモデル『TX-STRADA ROARS(ロアーズ)を発売する。販売開始は2025年11月下旬が予定されている。


●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:アライヘルメット

バイクファッションブランド『ロアーズオリジナル』とのコラボレーションモデル第2弾が登場

このたび発売される『TX-STRADA ROARS』は、2020年に発売された『RAPIDE-NEO ROARS(ラパイド-ネオ・ロアーズ)』に続く第2弾となるグラフィックモデルだ。

前作ではホワイトをベースとしてブラックで高層ビルを中心とした都市の景観を描いていたが、新作では白黒反転としてマットブラックをベースとしてホワイトでグラフィックを描いている。

ROARS ORIGINAL(ロアーズ オリジナル)は、東京・西麻布を拠点として「モーターサイクル、ファッション、アート」の融合を目指して日本独自のミックスカルチャーが持つ新しい可能性に挑んでいるブランドだ。『TX-STRADA ROARS』は、そんなロアーズオリジナルとアライヘルメットによるコラボレーションモデルで、ヘルメットを単なる安全装具だけでなく、バイクファッションも楽しめるギアとなっている。

『TX-STRADA』は、オフロード向けフルフェイスヘルメット『TOUR-CROSSV(ツアークロスV)をベースとしたオンロード用ヘルメットだ。大型のバイザーを省略し、シールド装着部のホルダー(TX-V2ホルダー)を空力特性にも優れる面形状とすることで、独特のフォルムと高速巡航での快適性、静粛性を向上させている。

そのためバイザー(4070円~)とバイザーワッシャー(814円)、ホルダー(1386円)を購入すればツアークロスVに変化させることが可能だ。これはアドベンチャーツアラーのユーザーや、オンロードバイクとオフロードバイクの2台を所有するオーナーにとって非常に使い勝手の良い機能だ。

また、一般的なオンロードフルフェイスと比べると、フェイスガードと口元の空間が広いため、窮屈さが緩和される機能的な特徴がある。

広い視野を確保した新設計の『マックス・ビジョンシールド』には、防曇効果の高いピンロックシートを装着可能。側頭部の厚み調整が可能なアジャスタブル機能を持つ『TX-V EPシステム内装』などの機能性も兼ね備える。さらに、インカムを装着しやすい帽体形状やネックパッド、スピーカーホールも採用し、ツーリングの利便性と快適性も備えている。

Arai TX-STRADA ROARS

●価格:7万4800円 ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●色:つや消し黒 ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-cLc2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブル・FCS内装(抗菌・消臭、防汚内装) ●VAS-Aシールドシステム標準装備 ●2025年11月下旬発売予定

Arai TX-STRADA ROARS[つや消し]

Arai TX-STRADA ROARS[つや消し]

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