【短命に終わった日本仕様】 '76年末にデビューしたZ650は、'78年にB2(右)に進化。ひと目でわかる初代との相違点は、フォーク後部に移動したフロントキャリパーだが、キャブレターや燃料コック、電装系なども変更を受けている。なお日本ではB2が最後となったものの、海外では‘79年にB3が販売された。
ニッポンがもっとも熱かった“昭和”という時代。奇跡の復興を遂げつつある国で陣頭指揮を取っていたのは「命がけ」という言葉の意味をリアルに知る男たちだった。彼らの新たな戦いはやがて、日本を世界一の産業国へと導いていく。その熱き魂が生み出した名機たちに、いま一度触れてみよう。この記事ではカワサキZ650に始まるザッパーシリーズが、ロングセラーとなった時代背景について解説する。 目次 1 現在に続くミドル […]


































