写真は1986年に鈴鹿で開催されたスクーター4時間耐久レースのスタート前の1カット。鈴鹿のホームストレートを50ccの原付スクーターが埋め尽くす様からは、当時の異様なまでの熱気がムンムンと伝わってくる。その後、排ガス規制に伴って2スト→4スト化されたこともあり、スクーターレースは衰退していった(4ストは手間とお金を掛けないと速いマシンが作れないから敷居が高いんだよね)。
二輪メディア歴50年のベテランライターが、日本におけるバイク黄金時代のアレコレを実体験と共に振り返る昭和郷愁伝。今回は若者の入門バイクの決定版だった50ccスクーターについて回想します。 目次 1 0.1ps刻みのスペック競争2 ハイスペックなスクーターが次々に誕生3 武川やキタコなど有力カスタムパーツメーカーも次々に誕生 0.1ps刻みのスペック競争 日本史上最大のバイクブームが巻き起こった19 […]




































 
   
   
   
   
   
  