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[画像 No.5/6]水素でアルミ、鋳造しちゃうぜ〜!! ヤマハが鋳造工程の実験施設を森町工場に新設

|水素でアルミ、鋳造しちゃうぜ〜!! ヤマハが鋳造工程の実験施設を森町工場に新設
実験では従来の都市ガスを燃料とする溶解炉/熱処理炉に水素ガスに対応する設備を導入。グリーン水素を製造する装置や、水素とCO2を反応させて合成メタンを製造する装置の導入も検討中。右のグラフは製造工程で化石燃料から排出されたCO2の量(スコープ1と呼ばれる)の工程別割合。鋳造が半分以上を占めている。
ヤマハ発動機は7月10日、水素エネルギーの実証施設を森町工場(静岡県周智郡)に新設すると発表した。多くのCO2を排出するアルミの鋳造工程における水素エネルギーの活用を検証するのが目的で、同社が掲げる「2050年のカーボンニュートラル」を加速させる取り組みだ。 目次 1 鋳造工程はCO2排出量がもっとも多い2 ヤマハの最終目標は2050年のカーボンニュートラル 鋳造工程はCO2排出量がもっとも多い […]