MVX250Fのエンジンは前2気筒+後ろ1気筒という構成で、Vバンク角は90度。バランスに配慮して、後ろ1気筒のピストン+コンロッドを前2気筒より重く設定したのだが、その構成はトラブルの原因になった。
“ローマは一日にして成らず”ではないけれど、1983年から参入した2スト250ccロードスポーツの世界で、ホンダはいきなり天下を取ったわけではない。1作目と2作目で苦い経験を積んだからこそ、3作目で大いなる飛躍が実現できたのだ。 目次 1 ライバルのフィールドで新たな挑戦2 MVX250F[1983]3 NS250[1984]4 NSR250R[1986] ライバルのフィールドで新たな挑戦 197 […]







































