アメリカの人気YouTubeチャンネル『Bikes and Beards』がテスラ社の最新モデルを耐久テスト! ……というか破壊テスト? 2021年に発売されて、今回はマイナーチェンジされたようですが、満を持して手に入れたショーンさんがいろいろとやらかします。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:Bikes and Beards
サイバートラックと同系デザインだけに頑丈さは抜群?
「2021年12月に発売されたときには数分で売り切れちゃってさ」
「サイバークアッドに何が入ってるか、みんな興味あるよね?」
アメリカの人気YouTubeチャンネル『Bikes and Beards』が購入したのは、世界的に快進撃を続けてきたテスラ社のニューマシンです。……といってもモデル3とかではなく、9~12歳のキッズ向けとされる電動クアッド、つまり跨る方式の四輪バギー「サイバークアッド」です。
Bikes and Beardsのショーンさんは「このテストはイーロン・マスクも承認するだろう」と豪語しますが、いやちょっとそれ凄いことしちゃってますけど。さすがは銃社会のアメリカ、やることが野蛮(誉め言葉)です。
まあ、サイバートラックは防弾だし、同じ名前を与えたサイバークアッドだって同じような頑丈さを持っているはずですよね!?
というわけで最終的ゴールは、耐久試験を通過したサイバークアッドをショーンさんの末息子が無事に走らせるということに。
思ったよりも組み立てられた状態で箱に入っていたサイバークアッド。でも組立用の工具は特に入っていなかったようでした。でも問題ありません。Bikes and Beardsはたくさんの工具を持っていますから。
ところでサイバークアッド、最初の発売時にはキッズ向けとして売られましたが、アグレッシブすぎるキャラクターだったせいか全台数がリコールを受けたようです。今回のものは対策済み品……といっても推奨年齢を変更して、安全のための警告ステッカーを貼付しただけという裏技的な方法で対策された模様。
メーカー不詳の中国製クアッドと比べると?
さて、ショーンさんがこれまで子供に買い与えてきたチャイニーズメーカーのクアッドが500ドルのところサイバークアッドは1900ドルと4倍近くしますが、その価値はどこにあるのでしょうか。
チャイニーズクアッドと比較してみると、なんと使っているモーターは同じメーカーのもの。うーん、と残念がるショーンさん。じゃあバッテリーは? というときちんとテスラ社の認証マークが付いていたようです。
鉄球、ハンマー、斧、梯子まで……
さあ、いよいよ耐久テストです。チャイニーズクアッドは5年間使ってもバッテリーは大丈夫でした。そこでサイバークアッドもバッテリーをテストするのかと思いきや、イーロン・マスクがサイバートラックのテストに鉄球を用いたのを真似して、鉄球やらハンマーやら斧(!?)やらを投げつけ……。
そこで第2のテスト。次はコンパウンドボウです。オ、オイオイ……。でも意外と貫通しない。そこでもっと威力の高いボウガンを使ってみることに。さすがに一部は貫通したようですが思ったよりも無事。そこで「ARROW PROOF」の称号が与えられることになりました。
もうこれ以上となると銃しかないよね……と言いながら矢が刺さったまま普通に走り出すサイバークアッドでした。
拳銃で撃つ!
いやもうアメリカさんならでは。
とりあえずスロットルケーブルが半分切れたみたいですが、その他に大きなダメージは見当たらず。仕方ないのでショットガンを取り出して撃ってみるものの、なんと外装を貫通できず。テスラの”サイバー”名は伊達じゃない!
こうなったら最後は爆破だー!
さすがに動かなくなったようですが、その後にどうなったかは動画でぜひご確認を。どうしてそうなったかは、次回以降の動画で明らかにされるようです。いやサイバークアッドすげぇ……。
動画には、「他のクアッドとレースしてパフォーマンスが見たいな」や、「ショーンの負けだったね! でも観たいものが観れたよ、ありがとう」「こんなクアッドがあったなんて! 1台欲しいね!」など600件以上のコメントが寄せられました。
【動画】Whats Inside The New Tesla Cyber Quad ?
※画像はYouTubeチャンネル『Bikes and Beards』より。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
あなたにおすすめの関連記事
あなたがバイクを盗まれないように、この情報を役立てて欲しい 「このGSX-R600がなぜ適任かって? 実際に盗まれたことがあるからさ」 「ロックを破壊するのにどのくらい時間がかかるか、隠しカメラで監視[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
2024 MotoGP日本グランプリが開幕(10/4) FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する世界最高峰の二輪レース「2024 MotoGP™ 世界選手権シリーズ」の第16戦・日本グランプリ[…]
まるで極楽浄土に迷い込んだような景色 例年は、9月ごろが見頃の埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華。2024年は暑さが長引いたせいか、10月前半が見頃とのことで、さっそく、日高市に向けてツーリングに出かけた[…]
BIGなCBとBIGな企画 ビッグマック! ビッグサンダー! ビッグカツ!! てんちょーもBIGになってバイクをもっと布教したい! そう、目標はホンダのBIG-1ぐらい大きくなきゃね。え、BIG-1っ[…]
フルフェイスが万能⁉ ライダーにとって必需品であるヘルメット。みなさんは、どういった基準でヘルメットを選んでいますか。安全性やデザイン、機能性等、選ぶポイントはいろいろありますよね。 一言でヘルメット[…]
ホンダの人気車種をかたどったアクリススタンド&キーホルダーの第2弾が発売(9/25) アクセサリーの製作を手がけるメーカー・storytellerが展開するブランド・BUTTON&CU[…]
最新の関連記事(新型EV/電動バイク)
新種のジョグだとすれば電動と考えるのが妥当か ホンダは2023年に初のパーソナルユース向け電動スクーター「EM1 e:(イーエムワン イー)」をリリースし、「BENLY e: Ⅰ(ベンリィ イー ワン[…]
カワサキが電動バイクの耐久レースを開催決定! 「ニンジャグリーンカップEV」で最多周回数を競う カワサキモータースジャパンは、2024年1月に発売した「ニンジャe-1」および「Z e-1」を用いた耐久[…]
2025年11月の規制を睨み、2021年頃に開発の話が持ち上がった ご存知のように、バイクの世界にもカーボンニュートラル(CN)の波は激しく押し寄せていて、国内外の二輪メーカーはその対応に追われている[…]
電動アシスト自転車をベースにした原付一種の電動モペッド スズキが「e-PO(イーポ)」のメディア向け試乗会を開催した。まだプロトタイプの段階ではあるが、WEBヤングマシンを含むバイクメディアや新聞社な[…]
電動バイクEM1 e:に2か月無料で乗れるキャンペーンを実施中 この日行われた「そろそろeかも。EM1 e:スペシャルイベント」は、ホンダの個人向け電動バイク「EM1 e:」に、2か月無料で乗ることが[…]
人気記事ランキング(全体)
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
車検のある機種は熊本製作所で作る? 新開発の400cc4気筒エンジンを搭載し、CB400スーパーフォアの後継機として、開発中のホンダ新型CB400。WEBヤングマシンでの注目度もとても高く、2025年[…]
国内導入予定はないけれど……のZ125プロ カワサキは北米で2025年モデルを続けざまに発表している。ここで紹介するZ125プロは、金色に輝く倒立フロントフォークに加えて2025年モデルの濃緑にはゴー[…]
最新の投稿記事(全体)
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
2024 MotoGP日本グランプリが開幕(10/4) FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する世界最高峰の二輪レース「2024 MotoGP™ 世界選手権シリーズ」の第16戦・日本グランプリ[…]
まるで極楽浄土に迷い込んだような景色 例年は、9月ごろが見頃の埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華。2024年は暑さが長引いたせいか、10月前半が見頃とのことで、さっそく、日高市に向けてツーリングに出かけた[…]
10/12(土)、鎌倉由比ヶ浜海岸に集合! 「地引き網」とは、大きな網で沿岸近くの魚群を囲み込み、網を引き寄せて魚を獲る昔ながらの漁法です。 江戸時代から続き、一時途絶えていた鎌倉の地引き網漁を復活さ[…]
ちょうどいい動力性能とチープさを感じない走り J-GP3クラスとしては2024年の今季3戦目となった全日本ロードレース選手権の筑波大会は、6月中旬に開催され、自己ベストラップタイムを更新して予選5位。[…]
- 1
- 2