スズキGSX-R600は無事に返ってくるのか!?

バイクの盗難防止グッズ、破壊してみた! アメリカ発の過激動画? 実は感動回!

YouTubeチャンネル『Bikes and Beards』がやってくれました。インターネットで購入した盗難防止アイテムを、泥棒に扮したナイスガイが実際にありがちな状況で“盗めるかどうかテストする”という動画を公開したんです。


●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:Bikes and Beards

あなたがバイクを盗まれないように、この情報を役立てて欲しい

「このGSX-R600がなぜ適任かって? 実際に盗まれたことがあるからさ」

「ロックを破壊するのにどのくらい時間がかかるか、隠しカメラで監視するぜ!」

「いや実際そんなに隠れてないカメラだけど……」

アメリカの人気YouTubeチャンネル『Bikes and Beards』が公開した“Trying to Steal Our UN-STEAL-able Motorcycle”は、10日間で370万回も視聴される人気動画になっています。

それはきっと、実際に盗難防止アイテムの機能と効果を試しているからでしょう。なにしろボルトカッターや電動グラインダー(別名:サンダー)を持ち出して、盗難防止アイテムの無効化や破壊を試みているんですから。

一歩間違えれば「盗む方法を視聴者に教えているのか」と糾弾されかねない行為ですが、何が有効で注意点は何なのか、しっかりとユーザーに語りかけているところが単なる過激ユーチューバーとは一味違うところ。

実際にGSX-R600を盗まれた経験から、より有効な盗難抑止の方法を伝えようとしてくれているんです。

「この動画を観てくれているあなたが何を考えているかはわかっている。バイクを盗む方法を教えているんじゃないかって言いたいんだろう? でも実際のところ、バイク泥棒はこんな手口くらい最初から知っているし、ヤツらが俺たちの動画なんぞ観るわけがない。俺たちライダーがより多くの情報を得て、ヤツらを止める可能性を高めることが大事なんだ」 [写真タップで拡大]

バイク泥棒の手口は大きく分けて3つ。

1)何らかの手口でイグニッションスイッチを回す
2)ハンドルロックを含むロックを破壊して運び去る
3)有無を言わさずトランスポーターに積み込む

これらをどう防ぐかが勝負です。

盗むのに必要な時間はどのくらい?

まずはブレーキロックから!

古典的な盗難防止アイテムとして紹介されたブレーキロックは、安価でコンパクト、かつ着脱に時間がかからないのが特徴。ブレーキレバーを引いた状態で固定して、前輪を回らなくするっていう仕組みです。

Bikes and Beardsのメンバーであるクレイグ(バイク泥棒に扮している)は、このブレーキロックを壊すのにどのくらい時間がかかるのでしょうか。

ブレーキレバーがロックされていることを確認したクレイグは、1分もかからずにこのブレーキロックを無効化してしまいます。誰かに気付かれるような音を立てることもなく、バイクとともに歩き去りました。 [写真タップで拡大]

次に試すのは、極太のバルカンチェーン(おそらく商品名)とディスクロック(英語ではローターロックと呼んでました)です。

今度は無効化ではなく破壊する必要がありそうですが……。

後輪にかけたチェーンロックをボルトカッターで切断しようとすると、アラーム付きディスクロックが振動を検知して鳴り響きます。 [写真タップで拡大]

ブレーキローターをロックするローターロック、日本ではディスクロックの名のほうが通りがいいかも。クレイグはこのロックで苦い経験が……。 [写真タップで拡大]

実際に破壊するのに5分程度を要しましたが、バイクのオーナーが近くにいるようなツーリング先では有効な手段だと評価。この組み合わせを破壊するには音を立てる電動工具が必要になるので、リスクを避けたいはずのバイク泥棒には抑止効果がかなり高そうです。

ただし、クレイグはディスクロックに付属するコードに注意が必要だと言います。これはディスクロックを装着していることをオーナーに思い出させるためのものですが、うっかり忘れたまま走り出すとロックがキャリパーにぶつかり、ブレーキディスクが曲がったりする惨事を招くことも。

なぜクレイグがそのことを知っているかというと、「やっちまったことがあるから……」だそうです。

生半可な電動工具では歯が立たない!

最後に試すのはボロニアムコーティング(?)が施されているというU字ロック。クレイグは充電式のグラインダーを持ち出して破壊しようとしますが……。

25分以上かけても破壊できず。U字ロック自体がグラグラしてグラインダーを固定しにくいこと、充電式ではパワーが足りなかったことが原因のようです。でも、このあと大型の発電機と強力なグラインダーの組み合わせを持ち込んだことで突破してしまいました。とはいえ盗もうとしたら大変な手間がかかることになり、抑止効果はかなり大きいと言えそうです。 [写真タップで拡大]

最後に試すのは、バッファローマンの角のようなロック。でもこれは簡単に突破されてしまいました。クレイグもお勧めしないと言ってます。

テストしたロック類。黄色いものが最後に試した製品だ。「おすすめしません」だそう。 [写真タップで拡大]

「驚くべきことに、4度も盗難を試みる間には何百人もの人々がクルマや徒歩で通り過ぎていたのに、誰一人としてクレイグを止めることはなく、警察を呼ぶこともなかったんだ。盗難を防ぐのに誰かが助けてくれることはないんだよ」 [写真タップで拡大]

クルマは素通り……。犬の散歩をしていたご婦人はフレンドリーに話しかけてくるしまつ。 [写真タップで拡大]

そして動画はクライマックスへ。このGSX-R600を盗まれた元のオーナーに、Bikes and Beardsからサプライズです。そのストーリーはぜひ動画で確かめてください。

ちなみにBikes and Beardsの彼らも、GSX-R600を盗まれたうえ破壊された経験があるそうです。

この動画には「バイクが盗まれた気分を想像すると最悪だよ、でもいい仕事したね!」「U字ロックはロック部分が弱いから気をつけないと」など1万件近くのコメントが寄せられていました。

動画はこちら↓


※画像はYouTubeチャンネル『Bikes and Beards』より。 ※本記事は“ヤングマシン”が提供したものであり、文責は提供元に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

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