ヤマハは、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデル「YZF-R1 レースベース車」「YZF-R6 レースベース車」の予約受付(期間限定)を9月15日に開始した。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ヤマハ発動機
2024年シーズンを戦うウェポンを手に入れろ!
逆輸入車という形で販売されていたヤマハYZF-R6は、2019年秋の入荷分をもってラストを迎え、ヤマハ逆輸入車全般を扱っていたプレストコーポレーションもその業務自体を終了。だが、レースユーザーたちは安心してほしい。2024年モデルもレースベース車は受注生産される。
YZF-R6レースベース車は、欧州で「R6 RACE」、北米では「YZF-R6 GYTR」の名でサーキット専用モデルとして存続し、切れ味鋭い高回転エンジンと剛性感のある車体でレースの現場では今もトップクラスで一大勢力を築いている。
YZF-R1レースベース車は、モデルチェンジした2021年モデルをベースとしたレースベース車が予約受注開始された。こちらは最新世代として高い戦闘力を保っており、APSG(アクセル開度センサーグリップ)を織り込んだYCCT(電子制御スロットル)や、EBM(エンジンブレーキマネジメント)、BC(ブレーキコントロール)などの電子制御システムを継承している。
いずれも前年モデルを踏襲しており、ヘッドランプ、ポジションランプ、ミラー、ホーン、車載ツール、タンデムシート、タンデムステップ、マッドガード、リアフェンダーカバー、グラフィック類を取り外した状態での出荷となる。また、購入特典としてレース用ワイヤーハーネスとECUが別途送付される。
YAMAHA YZF-R6 レースベース車
●価格:134万7000円 ●色:マットダークグレーメタリック6
YAMAHA YZF-R1 レースベース車
●価格:227万7000円 ●色:ブラックメタリックX
「YZF-R6 レースベース車」「YZF-R1 レースベース車」ともに、第1次予約受付期間:2023年9月15日~10月5日、第2次予約受付期間:2023年10月6日~11月30日の期間限定予約による受注生産で、予約窓口は全国のヤマハオンロードコンペティションモデル正規取扱店だ。
車両・キットパーツの納期は、いずれも第1次予約の場合は2024年2月29日より順次、第2次予約受付の場合は2024年4月下旬より順次とされている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
MotoGPカラーからオリジナリティあふれるカラーバリエーションへ スズキは北米で、GSX-R1000/GSX-R1000R/GSX-R600それぞれにニューカラーを設定し、2024年モデルとして発売[…]
北米独自のブラック追加、KRTはタンクのリバーマークがなくなり『Kawasaki Racing Team』ロゴに カワサキは北米で、「ニンジャZX-10R」の2024年モデルを発表した。すでに日本や欧[…]
手作業で組み立てられる、可能な限り世界選手権に近い使用 トップライダーのトプラック・ラズガットリオグル選手と同じプロセスで個々のライディングスタイルに合わせたセットアップをしてくれるという、幸運な25[…]
詳細未発表ながら、排気デバイス廃止&エキゾーストパイプ刷新が判明 2021年モデルとして登場した現行CBR600RRは、翼端板を備えたウイングレットやLEDヘッドライトなどの最新装備と600cc最強の[…]
RS660の技術を生かし、ヤングライダー向けに仕立てる アプリリアが新開発のミドルスポーツを発表した。その名も「RS457」で、アプリリアが誇るスポーツバイクシリーズのRSV4 1100やRS660、[…]
最新の関連記事(YZF-R6)
究極性能先鋭型から、お手ごろパッケージのグローバル車が時代の寵児に オーバー300km/h時代は外的要因もあって唐突に幕切れ、それでも高性能追求のやまなかったスーパースポーツだったが、スーパーバイク世[…]
カワサキ ニンジャZX-10RR 川崎重工125周年記念KRTスペシャル#1:ZXR750カラーでオヤジハートを直撃 川崎重工グループの設立125周年を記念して、’21年SBK第12戦アルゼンチン大会[…]
純正レースキット組込済のマシンも正規ラインナップに 1999年に『打倒、YZF-R1』を掲げて登場したYZF-R6は、その後も戦闘力を磨き続け、超高回転エンジンやストイックなハンドリングにより、初心者[…]
2022年シーズンを戦うウェポンを手に入れろ! YZF-R6の名を聞いて心躍るユーザーも多いことだろう。市販車を期待している向きには残念かもしれないが、2022年型レースベース車の登場だ。 海外でも欧[…]
公道版R6は、2020年モデルを最後に欧州からも北米からも撤退していた 日本では逆輸入車として2020年モデルが導入されたのを最後に、新車ラインナップから姿を消したYZF-R6。欧州や北米でも同様の動[…]
最新の関連記事(YZF-R1/M)
6連覇王者の歓迎する記念モデル ヤマハのスーパーバイク世界選手権におけるオフィシャルチームを運営するクレセントレーシングは、限定仕様“ジョナサン・レイ レプリカ”の「YZF-R1」を発表。これは202[…]
ジョナサン・レイを迎え、レーシングマシン開発プログラムは継続 欧州の一部メディアが英国ヤマハの関係者の証言として『ヤマハは欧州におけるR1(日本名:YZF-R1)の公道バージョンの販売を終了する』と報[…]
レプリカブームはリッタークラスへ。速度自主規制発動から世界最速ロマンも終焉へ ZZ-R1100やCBR900RR、CB1300 SUPER FOURといった大ヒットが生まれたこと、そして教習所での大型[…]
V4エンジンの鼓動感と良質なトラクションを実現するクロスプレーン並列4気筒を搭載 ヤマハは同社のスーパースポーツモデルツ「YZF-R1M ABS」および「YZF-R1 ABS」のカラーリングを変更し、[…]
総合トップはヤマハのレミー・ガードナー選手 ヤマハのYZF-R1がひと際注目を集めた。ジョナサン・レイ選手の移籍から初走行という大きなトピックに加え、来季でヤマハ2年目のレミー・ガードナー選手がコース[…]
人気記事ランキング(全体)
330円の万能ソケット買ったので試してみたい いつ頃からだろうか?100円ショップが100円だけではなくなってしまったのは。工具のコーナーも例外ではなく、100円、200円、500円、ものによっては1[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 126~250ccスクーターは16歳から取得可能な“AT限定普通二輪免許”で運転できる 250ccク[…]
※2024年3月にWEBヤングマシンで大きな反響を呼んだ記事をあらためて紹介します。こちらは第4位の記事です(初公開日:2024年3月8日)。 車名が「セロー」になるかは不明だが、セロー的なものになる[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 燃料タンクは残し、カポッと被せて着せ替え完了! 車名の“エフモン”とは「CB-Fみたいなモンキー」の[…]
――はじめに、津久井高校の県内の位置付けや特色を教えてください。 熊坂:県立高校に移管される前も含めると、明治35年に始まった学校なので120年を超える歴史があります。全日制と夜間定時制の2課程ありま[…]
最新の投稿記事(全体)
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) トンネルには照明同士の設置間隔が不均等、消灯している個体がある 高速道路や幹線道路を走っていれば、誰[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 1959年から支持され続けている! 1)作業がとても手軽2)使用できる範囲が広い3)しっかりツヤが出[…]
[A] 長いスイングアームで、安定したトラクション効果を得るため 1970年代に入ると、750cc以上の大排気量の並列4気筒エンジンを搭載する、さまざまなバイクが誕生しました。 当時はまだ空冷エンジン[…]
世界的文化遺産と言うべきオリジナルカラーが残るヴィンテージハーレー 早くから車体に凝った塗装を施していたハーレーダビッドソン。1936年に登場したナックルヘッドの車体には、アールデコ様式に影響を受けた[…]
↓メインビジュアルのALT設定をお願いします(枠をクリック→右サイドメニューのブロックタブで設定) 盗難されたナンバープレートは犯罪目的に使われる可能性も!? 警視庁のデータによれば、バイクやクルマの[…]
- 1
- 2