
一人で気楽に泊まることができ、価格もリーズナブル、何より多種多様な湯船やサウナを楽しめるとあって、スーパー銭湯はバイク乗りにもオススメの宿泊施設のひとつだ。そこで本記事では、”ニフティ温泉”に掲載されている全国16568件の温泉のうち、宿泊予約が可能な施設から選出された「泊まれる温泉/スーパー銭湯ランキング2023」を紹介しよう。
●文:ヤングマシン編集部
1位:スパ&ホテル 舞浜ユーラシア〈千葉県浦安市〉
昨年に続き、2年連続の第1位を受賞。ホテルに併設されているが、スパエリア内の仮眠スペースでもゆったりと夜を明かすことができる落ち着いた雰囲気のスパ施設だ。
男女それぞれに、7種類のお風呂と3種類のサウナを用意。ヨウ素を含んだ濃厚な温泉のほか、サウナには本場フィンランドで「木の宝石」と呼ばれるケロ材を使用した「ケロサウナ」もラインナップされ、贅沢な温浴タイムが楽しめる。
また、浴室から直接利用できるエステサロンでは2人が同時に施術する「4ハンド」も体験可能。
国内でも屈指の人気を誇るテーマパークリゾートにも近く、夜はこちらに滞在してパークを楽しむ人の姿も多くみられる。
【スパ&ホテル 舞浜ユーラシア】
「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア」利用者の口コミ
- 「最初は”ディズニーの時に”利用しましたが、最近ではユーラシアに泊まるだけの目的で利用します。清潔な脱衣所、広くてゆったりの大浴場、サウナでのロウリュウや、狭いながらも岩盤浴も、ディズニーの花火を見ながらの足湯スペースもあったりテレビ付きの仮眠スペースもあるから簡易宿泊も可能」
- 「今回は宿泊で利用しましたが、お部屋も絶景&キレイで朝食ビュッフェも美味しかったです。仮眠スペースはどんな感じかな?と深夜1時ごろに覗いてみましたが、祝前日でも静かで空いてました。女性専用ルームもあって快適に過ごせそう…」
- 「”このようなリゾート施設で意外”と言ってはナンですが、露天に1つ、10人用くらいの「源泉掛け流し」があるのが素晴らしい。茶色く濁った食塩泉、いわゆる”黄金の湯”で、千葉県では最高レベルのものと思います」
2位:山梨泊まれる温泉 より道の湯〈山梨県都留市〉
「ニフティ温泉年間ランキング2022」では、北陸/甲信越エリアの総合1位を獲得。富士急行「都留市」駅より徒歩1分、中央自動車道「都留I.C.」より車で2分という好アクセスな立地の泊まれる日帰り温泉だ。
「より道ジェット」「寝る湯」「より道の壺」などの浴槽で浸かれる温泉は、冷え性や切り傷に効果的で、保湿効果も兼備した美肌の湯。
館内には3種類の岩盤浴とクールダウンルーム、さらに外気浴のできるテラスなどもあり、腰を据えてじっくりと温活が堪能できる。
【山梨泊まれる温泉 より道の湯】
「山梨泊まれる温泉 より道の湯」利用者の口コミ
「高川山の登山の帰りに寄らせていただきましたが、受付の方の対応も気持ちよく、アメニティも豊富。(化粧水/クレンジング/ヘアーケアまで)シャンプーの種類も豊富。露天風呂も広々。最高でした。お休みどころも、広々。また伺いたいと思います。」
3位:博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯〈福岡県福岡市〉
福岡空港の近くに立地する、個室の客室も備えた宿泊利用可能な終夜営業の温浴施設。
天神、中州川端、博多駅からの無料シャトルバスも運行されており、ビジネスやショッピングなどで博多近辺を訪れた際の利用しやすさからも好評を得ている。
お風呂エリアでは、毎日運ばれる九州が誇る二つの名湯、由布院と武雄の温泉を一度に楽しむことが可能。
フリータイムで利用できる岩盤浴施設や2ヶ所の食事処、無料休憩室も備わっており、時間を気にせずにのんびりと過ごすことができる。
【博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯】
「博多 由布院・武雄温泉 万葉の湯」利用者の口コミ
「車がなくても送迎バスがあるので助かります、あと深夜料金を払えば一晩快適に過ごせるのも気にいっています、よく友人におすすめしているスポットです」
4位:大江戸温泉物語 浦安万華郷(うらやすまんげきょう)〈千葉県浦安市〉
男女一緒に水着で入れる屋外お風呂パーク「スパニワ」のほか、天然温泉、「ゲルマニウム風呂」「コラーゲンの湯」などさまざまな浴槽をラインナップ。なかには3歳以下の子ども専用の「母子の湯」や「親子風呂」などもあり、ファミリーでの利用しやすさが特色のひとつとなっている。
また、露天風呂付客室なども選べる宿泊施設も用意されており、近くの観光スポットを訪れる際の宿として利用するのにも便利だ。
【大江戸温泉物語 浦安万華郷】
5位:クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド〈静岡県静岡市〉
接客や清掃など、温浴施設で働く人のスキルを評価する「おふろ甲子園」での優勝経験もある、ホスピタリティの高い温浴宿泊施設。
24時間営業であり、ホテルの客室に宿泊する以外にも「健康ランド」エリアで夜を明かすことが可能。
女性専用ルームもある「テレビ付リクライニングチェアルーム」や寝転んでくつろげる「仮眠室」なども用意されており、好みの場所で快適に睡眠をとることができる。
【クア・アンド・ホテル 駿河健康ランド】
ニフティ温泉 編集長 川名結有 総評
温浴/サウナ好きユーザーに支持される、お風呂が主役の施設
宿泊できる温泉・スパ…というと、THE温泉旅館やホテルが浮かびますが、今年のランキングも、日帰りもOKな温浴エリアに注力したいわゆる「スーパー銭湯」「スパ」が数多くランクインしました。とにかくお風呂を楽しみたい、温浴・サウナ大好きユーザーが集まるニフティ温泉らしい結果です。
今回1位を受賞した「スパ&ホテル 舞浜ユーラシア(千葉県)」はなんと昨年からの2冠。男女それぞれ7種類ものお風呂があり、いま大ブームのサウナも3種類楽しめるとあって、温浴エリアの充実度で高く評価されています。
2年連続1位:スパ&ホテル 舞浜ユーラシア(千葉県)
夏旅の目的地にもおすすめな「泊まれる温泉/スーパー銭湯」
せっかくの夏休み、どこか旅行に行きたいけど観光で動き回るのはとにかく暑い…!
というときに実はぴったりなのが「泊まれる温泉/スーパー銭湯」。
4位の「大江戸温泉物語 浦安万華郷(千葉県)」や8位の「スパリゾートハワイアンズ(福島県)」は水着で楽しめるゾーンが充実した、テーマパーク型のスパ施設。友人同士はもちろん、カップルやファミリーのお出かけ先としてもおすすめです。
たっぷり遊んだあとは、お部屋や休憩エリアに戻って寝るだけ。
アクティビティも、食事も、宿泊も、すべて1ヶ所で楽しめてしまう…究極のラクちん旅が楽しめるのが、「泊まれる温泉/スーパー銭湯」の魅力なのです。
水着で楽しめるウォーターパーク:スパリゾートハワイアンズ(福島県)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ツーリング)
「いつか一緒に走ろう」の約束から8年が経った レースの取材をしていると、大分県のオートポリス・サーキットに年に3度ほど訪れる。このサーキットは大分県に所在しているが、熊本側から向かう方が便利な立地だ。[…]
世界初の360度カメラを生み出したメーカーの現行モデル ツーリング時のスピード感溢れる風景や、ガレージでのカスタム作業の俯瞰映像など、SNS全盛の現代において、臨場感あふれる記録は、単なる思い出以上の[…]
フィジカルの土台作りから本気の肉体改造まで ホームフィットネス製品を展開し、日本においてトップクラスのEC販売実績を誇るステディジャパン株式会社(STEADY)が、年末を達成感で締めくくり、「なりたい[…]
神奈川の奥座敷・山北町の秘境を駆け歩く 秘境という定義は本当に難しい。難しいというか、奥深い。関東平野の西端・神奈川県にも秘境と呼ばれる場所は多い。身近なところでいうと、湘南平や足柄山地、世界的に知ら[…]
勝利の哲学を纏った限定モデル 世界最大級のモーターサイクル展示会であるEICMAにて初披露されたこの限定エディションは、Insta360が誇る最先端の技術と、9度の世界チャンピオンであるマルケスの不屈[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
GSX-S1000GT 2026年モデルは新色投入、より鮮やかに! スズキはスポーツツアラー「GSX-S1000GT」の2026年モデルを発表した。新色としてブリリアントホワイト(ブロンズホイール)と[…]
ボルドールカラーのCB1000Fがアクティブから登場 アクティブが手掛けるCB1000Fカスタムが発表された。CB-Fといえば、純正カラーでも用意されるシルバーにブルーのグラフィックの、いわゆる“スペ[…]
YZF-R7、R1譲りの電子制御を獲得し大幅進化!【海外】 新型YZF-R7が欧州と北米で発表。R1由来の6軸IMUと電子制御スロットル(YCC-T)を新たに採用し、電子制御が劇的な進化を遂げた。バン[…]
フレディ・スペンサーが絶賛! 軽さと「フォーギビング」な安定性を評価 伝説のライダー、フレディ・スペンサーがHSR九州でCB1000Fをガチ走行し、そのインプレッションを語っている。スペンサーは、CB[…]
1位:日本初上陸の中国ブランド・BENDAが本格始動! 中国のクルーザー専業ブランド「BENDA」が日本上陸。その第1弾がカスタムクルーザータイプの「ナポレオンボブ250」だ。価格は93万5000円、[…]
人気記事ランキング(全体)
超高回転型4ストローク・マルチのパイオニアはケニー・ロバーツもお気に入り 今回ご紹介するバイクは1985年春に登場した超高回転型エンジンを持つヤマハFZ250 PHAZER(フェーザー)です。 フェー[…]
KTMの進化ポイントを推測する 第17戦日本GPでマルク・マルケスがチャンピオンを獲得した。ウイニングランとセレブレーションは感動的で、場内放送で解説をしていたワタシも言葉が出なかった。何度もタイトル[…]
フルレプリカのフォルムが遂にリッタークラスへ及びヤマハもラインナップ! 1980年代後半になると、スポーツバイクがレプリカとカテゴリーで区別されるほど、レーシングマシン直系にまでエスカレートしてきた中[…]
フレディ・スペンサーが絶賛! 軽さと「フォーギビング」な安定性を評価 伝説のライダー、フレディ・スペンサーがHSR九州でCB1000Fをガチ走行し、そのインプレッションを語っている。スペンサーは、CB[…]
輝かしい歴史を持つXT500は、なんと2002年まで生産 そもそもXT500は、1976年にヤマハが初めて作った4ストロークのビッグシングル搭載のトレールバイク。2スト全盛ともいえる時期に、空冷4サイ[…]
最新の投稿記事(全体)
GSX-S1000GT 2026年モデルは新色投入、より鮮やかに! スズキはスポーツツアラー「GSX-S1000GT」の2026年モデルを発表した。新色としてブリリアントホワイト(ブロンズホイール)と[…]
ボルドールカラーのCB1000Fがアクティブから登場 アクティブが手掛けるCB1000Fカスタムが発表された。CB-Fといえば、純正カラーでも用意されるシルバーにブルーのグラフィックの、いわゆる“スペ[…]
“鈴菌”と呼ばれて 二輪と四輪を両方とも継続的に量産しているメーカーは、世界を見渡してもホンダ、BMW、そしてスズキの3社のみだ。1920年(大正9年)に個人経営だった織機向上が鈴木式織機株式会社へと[…]
ナナハン並みの極太リヤタイヤに見惚れた〈カワサキ GPZ400R〉 レーサーレプリカブーム真っ只中の1985年。技術の進化に伴い、各社はレースで培ったテクノロジーをフィードバックさせたモデルを多く打ち[…]
オフロードでASAはプラスに感じられる場面が多い! 驚いたのは写真の緑の機体・オートマチックのASAを積んだR1300GS ツーリングASAのオフロード性能。微妙なクラッチ操作を多用するオフロードでA[…]
- 1
- 2









































