アドベンチャーイメージで人気沸騰中のADV150が、排気量アップのフルモデルチェンジで160に進化した。さらにビッグスクーターの顔としてロングセラーを続けるフォルツァも、最新排出ガス規制適合&新フェイスデザインで超熟成。本記事では、高速道路も走れるのが魅力の最新軽二輪スクーター2台の装備を比較する。
●文:ヤングマシン編集部(宮田健一) ●写真:長谷川徹
ホンダADV160/フォルツァ スタイリング比較
’23 ホンダADV160 スタイリング:原付二種クラスのサイズ感
車格は原二サイズのPCX125/160と同等。最新排出ガス規制に適合した新エンジン“esp+”となり、新たにON/OFFのトラコンも追加。フレームも新設計となり外装も従来イメージを踏襲しつつブラッシュアップされた。シート高は従来より15mm下がっている。
’23 ホンダ フォルツァ スタイリング:ビッグスクーターのベストバランス
最新排出ガス規制への適合のほか、従来型よりヘッドライトおよびテールランプとその周辺カバー類のデザインを変更。またメーター外周に導光リングを採用し、内部の液晶を大型化した。車格はベースとなる’18から、それ以前より若干コンパクトになっている。
ホンダADV160/フォルツァ ライディングポジション比較[身長168cm/体重61kg]
’23 ホンダADV160 ライディングポジション
コンパクトなライポジで、深く座っても足着きは良く、前方に座れば両かかとがベッタリ。フラットなバーハンドルは街中の方向転換やキビキビ走るのに向いている。
’23 ホンダ フォルツァ ライディングポジション
前方着座でもかかとが浮き、深く座ると足は着かないが、ビッグスクーターらしいゆったり感がそれを凌駕。長距離でも快適だ。
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