川島教授が2009年に実験を行った際のコースと、それぞれで脳に起きた反応のグラフ。車両は中型(400cc)のMT車で、コース左端の緩やかなカーブ(水色)を基準とし、4つのシチュエーション(ピンク色)での脳の動きを計測。グラフの緑は脳の右半球、紫は左半球で、特に小カーブや停止時に基準値よりも大きく数値が増えている(=脳が活発化している)。
なぜ、ライダーは中高年になっても元気で若々しいのか? そんな疑問を発端にヤマハ発動機と東北大学が行った「バイクで脳が活性化する」という共同研究をご記憶の方も多いだろう。発表自体はもう10年以上も前のことだが、この研究を担当した川島隆太教授から、とても興味深い話を伺えたので紹介したい。 目次 1 難しくて面倒な操作ほど、人間の脳は活性化する2 映像は紙芝居!? 脳はバーチャルとリアルを判別している  […]








































 
   
   
   
   
   
  