そのモリワキ特集の取材写真には、真っ白いホンダNS500にまたがる八代さんの姿も。氏が初めて乗った500は3気筒のNSだったと書籍内にも記述がある。ご本人いわく「記憶は定かではないですが、初めて500で鈴鹿を走った時のものかも。カウルが白いのは翌年もモリワキで走ることが決まったため、カラーリングする時間が取れなかったのかもしれませんね」とのこと。
モリワキのエースライダーとして活躍し、世界グランプリ・GP500ではロスマンズカラーのワークスNSR500を駆った八代俊二さんが自叙伝を刊行した。現在はジャーナリストやレース解説者として活躍する同氏が、30年以上前から書き溜めていた原稿を一冊に纏めたというこの本は、1980年代のレース好きに「あの時、そんなことが起きていたのか!」と、新たな驚きを与えてくれる一冊となっている。 目次 1 本人の執筆 […]