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Q70:鉱物? 10W-40?? エンジンオイルの種類と規格を教えて【30秒でわかる! バイクの疑問】

Q70:「鉱物」?「 10W-40」?? エンジンオイルの種類と規格を教えて【30秒でわかる! バイクの疑問】

ライダー予備軍や免許取り立てなら、知らないことばかりなのは当たり前。だけどキャリアの長いライダーだって「知っているようで解らない」があったりする。理解しなくてもバイクは乗れるけれど、知っていればトクするコトや、バイクライフが深まるヒントもたくさん。コッソリ知って、貴方も今日からベテランだ。70問目はなんとなーく知った気になっている?! オイルの違いに関するギモン。


●文:ヤングマシン編集部

A70:種類は3つ。粘度表記は共通だ

エンジンオイルは「基油」によって3つに区分される。

ベーシックで最も安価なのが鉱物油。原油から精製され、手頃だが劣化しやすいなどの特徴も。

一方、元は原油ながら化学処理を行った不純物の少ない基油で作られるのが、100%化学合成油(フルシンセティック)。高性能だが、値段は高い。

バランスをとったその中間、ブレンドして作られるのが部分合成油(半化学合成油)だ。

いずれも粘度表記については共通で、数字が低ければ柔らかめ、高ければ硬めなオイルとなる。

コストと性能が連動するかたちで油種は3つ。なお、同時にJASOではバイク用オイルとしての規格も定めている。必ず「MA」「MA2」といった表記があるものを使用しよう。

低温側粘度は特に厳冬地で要チェック。柔らかい方がエンジン始動が容易だ。高温側粘度は逆に猛暑地帯や走り方に関して重要。よく吹けるからと柔らかい粘度にすると、熱ダレのおそれも。


※各設問の回答は編集部独自の見解であり、諸説あります。
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