1286ccという排気量、水冷並列6気筒エンジン、そしてその巨体。まさにモンスターという名称が相応しい数少ないマシン。その素性の良さから、クルーザーとして多くのファンを勝ち取った。※本記事はヤングマシン特別号 青春単車大図鑑からの転載です。
●文:ヤングマシン編集部
- 1 CBXと双璧をなした6気筒マシン【’79 カワサキ Z1300】
- 2 カワサキ Z1300の系譜
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CBXと双璧をなした6気筒マシン【’79 カワサキ Z1300】
CBXと同時期に登場した6気筒マシンが、カワサキのZ1300だ。こちらは同じ6気等でも色合いが違う。排気量は1300と日本車最大の排気量を誇り、DOHC2バルブながら冷却方式には水冷を採用。
駆動方式はシャフトドライブを採用するなど、最初からツアラーを念頭において開発されていた。おそらくスーパースポーツ系では圧倒的な支持を得ているZ1000系があるため、区別化を狙ったものだと思われる。
こちらの第一印象は、全体的にでかいということ。シート高も高くさらに幅も広いため、日本人の平均身長では足着き性すらままならないマシンだった。
奇しくも同時期に登場した6気筒マシン2台。スーパースポーツを狙ったCBXは短命に終わったが、6気筒の快適性にスポットを当てたZ1300は、モデルチェンジを繰り返し10年以上に渡るロングセラーとなった。
カワサキ Z1300の系譜
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