アライヘルメットは、世界的に活躍するレーシングライダー、ジョナサン・レイ選手のレプリカモデル『RX-7X REA SB2』を9月中旬に発売する。日本ではカワサキの鈴鹿8耐優勝に大きく貢献したことで広く知られているライダーで、カワサキファン、8耐ファンにとってマストアイテムになるレプリカモデルの登場だ。
●文:山下剛 ●外部リンク:アライヘルメット
ジョナサン・レイ選手の歴代モデルをブラッシュアップしたデザイン
ジョナサン・レイ選手といえば、2019年鈴鹿8耐で波乱の終劇の主役となってカワサキに優勝をもたらしたライダーとして記憶している人も多いだろう。彼の鈴鹿8耐初出場は2012年で、F.C.C. TSR Hondaから参戦、秋吉耕佑選手、岡田忠之選手とともに走って優勝を決めるなど、鈴鹿8耐でも速さと強さを発揮しているライダーだ。
1987年に北アイルランドで生まれたレイ選手は、1997年にモトクロスでレースデビューすると、2003年からはブリティッシュ125GP選手権に参戦。スーパースポーツ選手権、ブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)、そしてスーパーバイク世界選手権(WSB)と着実にキャリアを重ねた。常にチャンピオンシップの上位に食い込む実力を発揮してきたが、2015年にカワサキへ移籍してWSB初優勝を決めると、2020年まで6連勝と圧倒的な速さを見せつけている。
そんなジョナサン・レイ選手が長年愛用してきたヘルメットがアライで、このたび登場する『RX-7X REA SB2』は、歴代モデルのデザインをブラッシュアップして制作されたオリジナルのレプリカモデルである。
ベースモデルであるRX-7Xは、アライヘルメットのフラッグシップとなるフルフェイスだ。JIS規格はもちろんのことアメリカの安全規格スネルのほか、MFJ公認も取得した安全性を持ち、街乗り、ツーリング、そしてレースまで安心して使える。
最大の特徴は「かわす性能」を高めるべく、高強度で軽量な素材『PB-SNC2』を用い、段差のないなめらかな帽体を採用。理想的なフォルム実現のため、世界初のシールドシステム「VAS」を採用したほか、最新スーパーファイバー「PB-SNC2」帽体を採用することで、徹底した安全性を実現。そのほかにも「ディフューザー Type12」、「ICダクト5」などのベンチレーション機能も充実しており、走行シチュエーションを問わず、優れた安全性と快適性を発揮する高性能フルフェイスヘルメットだ。
Arai RX-7X REA SB2
●価格:6万9300円 ●サイズ:54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●色:黒×白×赤 ●規格:SNELL、JIS ●帽体:PB-SNC2 ●内装:ハイフィッティング・アジャスタブルFCS内装(抗菌・消臭・防汚内装/オプションにて調節可能)
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