1300万円の超高額車も!?|モーサイ

ロータリーエンジンを搭載した国産市販車はスズキ RE-5だけ。「夢のエンジン」はなぜバイクで普及しなかった?


●レポート: 山本晋也 ●写真: 八重洲出版『別冊モーターサイクリスト402号』(小見哲彦)/マツダ/日産/クライトンモーターサイクル ●編集: モーサイ編集部(中牟田歩実)

マツダのコスモスポーツやRX-7に搭載された「ロータリーエンジン」とは?

四輪メディアでは、定期的といっていいほど頻繫に「ロータリーエンジン復活!」といった論調のスクープ記事が出る。ご存知のように、ロータリーエンジンといえばマツダのシンボルともいえるエンジンだが、今は量産されていない幻のエンジンだ。

過去の搭載車を振り返ると、コスモスポーツ、サバンナRX-3、ファミリア、ルーチェ、サバンナRX-7、アンフィニRX-7、そしてRX-8とスポーツカーが多い。なかでも唯一3ローターエンジンを載せたユーノスコスモは伝説となっている。

それゆえ、ロータリーエンジン復活の記事はスポーツカーとセットになっていることが多かったりもする。だから注目度が高く、多くの四輪メディアが騒ぎ立ててしまうのだろう。

もっとも、現実的にはロータリーエンジンは、その特徴を活かして、発電用エンジンとして利用されるという。いわゆるエンジンで発電、モーターで駆動するシリーズハイブリッド(レンジエクステンダーEV)専用エンジンとしての復活はすでにカウントダウン段階だ。


※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

最新の記事