●レポート: 山本晋也 ●編集: モーサイ編集部(小泉元暉)
そもそもOBD2とは何なのか?
2021年、二輪業界の注目ニュースのひとつが原付二種クラス、ホンダ・グロムの大幅進化だろう。エンジンは新開発されたロングストロークタイプの排気量123ccとなり、トランスミッションは5速へとグレードアップした。さらにカスタマイズしやすい外観を得たことも特徴だ。
そんな新型グロムのメーカー希望小売価格は35万円(税抜き)となっているが、2013年のデビュー時には29万5000円(税抜き)、2016年に外観が大幅変更されたときは32万円(税抜き)だったことを考えると、ずいぶんと高くなってしまった印象を受ける。
新エンジンの開発やABSの標準装備化など価格アップの背景はいくつかあるだろうか、新型グロムにOBD2が採用されたこともその一端かもしれない。
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