[1]上り坂でのターンはスタンディング。座ったままだと路面の凹凸でサスが沈みやすく、つまり車体が起き上がったり、倒れ過ぎたり、と挙動が不安定。足を着こうにも谷側だから不可能に近いので、コントロールしやすいスタンディングが得策なわけだ。平地でのスタンディングよりも、ちょっと前気味に乗ってみよう。[2]上りなので前もってある程度のスピードをつけておくのも大事。このあたりからクラッチを切り、バイクを寝かせていく。ただし、アクセルを戻さず開けすぎてしまうとアウトに膨らみやすく、曲がりにくい状態になる。[3]コーナリングはクラッチを切り、惰性のままで90度くらい曲げられたら理想的。惰性状態は挙動変化が少なく、安定させやすいのもメリット。[4]あとはクラッチをつなぎながら下るだけ。アクセルを丁寧に開けて脱出。
世界的ライダー・渡辺学選手によるオフロードライディング指南企画『渡辺学のスキルアップラボ』から、”斜面でのパイロンターン”を紹介する。フラットな路面ではなく斜面で行うというだけでも、難易度はグッと上がる。この練習法を覚えれば、ライディングスキルの向上を効果的に手助けしてくれるハズ!! 目次 1 コントロール能力を効率的にアップできる練習法2 スキルアップドリル01:下り坂で […]
















































