
●レポート: 阪本一史 ●写真: 八重洲出版/カワサキ ●編集: モーサイ編集部(上野茂岐)
空冷4ストのZ1やWシリーズ、2ストなら3気筒のマッハシリーズ、カワサキ往年の名車というとこれら3モデルが代表されがちだが、大型自動二輪免許の取得も困難だった時代、多くのライダーに実際愛用されていたのは軽二輪……いわゆる250クラスであった。
なかでも、カワサキは現在に至るまで250クラスに並列2気筒を積極的に投入してきたメーカーで、エンジン自体も長く活用されるケースが多いのが特徴といえる。当記事ではまず、80年代のカワサキ250cc並列2気筒モデルの系譜を紹介したい。
現在もラインアップされるカワサキ250cc並列2気筒ロードスポーツ
・カワサキ Ninja250(写真は2022年モデル)。37馬力を発揮する水冷DOHC4バルブの並列2気筒エンジンを搭載。価格は65万4000円。
・カワサキ Z250(写真は2022年モデル)。エンジンやフレームなどをニンジャ250と共用するネイキッドモデル。価格は61万500円。
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