モビリティランドは、2021年11月5日~7日に開催予定だった「2021 FIM世界耐久選手権“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会」について本年度の開催を中止すると発表した。
これまで開催に向けて準備を進めてきたというが、国内チームと海外チームが混在するため防疫のための活動単位(バブル)運用が困難であることや、現段階で海外関係者の日本入国が見込めない状況を受け、やむなく開催中止の決断に至ったという。
なお、FIMの発表によれば、当初5月に開催される予定だったオシャースレーベン8時間レースに代替する形で、『8 Hours of Most 2021』が10月9日(土)にチェコ共和国でWTCRレース(四輪)とのダブルヘッダーで開催されることになった。
世界耐久選手権の2021年シリーズは7月18日に開催された第2戦エストリル12時間レースを終え、次戦は9月18日のボルドール24時間。その次の『8 Hours of Most 2021』は最終戦の扱いになる。
なお、モビリティランドは鈴鹿8耐の開催中止を発表する前日の8月18日に、2021年10月8日~10日に予定されていた「2021 FIA F1世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース」の開催中止も発表している。
MotoGPの日本グランプリ中止なども併せて、ファンには残念は発表が続いているものの、現在のコロナ禍の情勢を鑑みれば致し方のないところ。辛抱強く2022年を待ちたい。
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