手持ちの上着と合わせてコーデの幅を広げよう

ワークマン’20-21秋冬新作徹底テスト:ボトムス〈イージス デニミーストレッチetc.〉

ライダー向け商品を展開している「ワークマン」の公式アンバサダー・大屋雄一が同社の防寒アイテムを徹底テスト。前回は上下とも同コンセプト、もしくは上下セット販売のアウターを紹介したが、ここではライディングを想定した単品ボトムスを紹介。機能性に優れるのはもちろん、手持ちのジャケットと組み合わせればコーディネートの幅も広がるはずだ。


●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:小見哲彦 ●取材協力:ワークマン

ワークマン’20-21秋冬新作徹底テスト:ボトムス〈イージス デニミーストレッチetc.〉
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【テスター:大屋雄一】テスター歴20年以上のバイクジャーナリストで、ワークマンの公式アンバサダー。一部の製品は北海道に持ち込んでテストを実施したとのこと。

イージス 透湿防水防寒デニミーストレッチパンツ[H1P]:デニム風の防水パンツに防寒仕様が登場

「デニミー」というネーミングどおり、ポリエステルをベースとした生地でありながらデニムにしか見えない透湿防水防寒パンツ。腰回りを広く、股上を深くデザインしたオーバーパンツだが、裏地にトリコットを使っているので肌触りがよく、直穿きしてもいいだろう。防寒性については中綿入りモデルほどではなく、また下に穿くボトムスにも左右されることから、評価は下記の通り星4つとした。

膝にメッシュタイプのプロテクターを装備するほか、裾のファスナーを閉じるとブーツインに対応。さらに2か所のポケットには止水ファスナーを使うなど配慮が行き届いている。

防水性★★★★☆ フィット感★★★☆☆

【イージス 透湿防水防寒デニミーストレッチパンツ H1P】●耐水圧:1万5000mm ●透湿度:5000g/m2/24h ●サイズ:S M L LL 3L ●色:ネイビー ブラック ●価格:4500円

H2P-IIと同等の耐水圧1万5000mmを誇る透湿防水生地を使用。さらに二重フラップ式の前立てを採用するなど、防水性を高めるノウハウが随所に。オンラインストアでは完売となっているため、流通在庫を探してほしい。

フィールドコア コーデュラユーロウォームパンツ[HP005A]:収納力が高く膝にはパッドも。実用的な1本

HP014と同じコーデュラユーロシリーズに属するパンツ。リラックスフィットで、裏面のフリースによる肌触りが心地良い。カラバリによって生地が異なり、テストした新色のインディゴブルーはポリウレタン3%混紡のため非常に動きやすく、また生地が肉厚なこともあって風をほとんど通さない。ただ、股下や膝裏に使われているストレッチニットは薄くて通気性が良く、真冬は厳しいかも。とはいえ、10か所のポケットや膝パッドなどギミックは満載であり、普段穿きと兼用したりキャンプツーリングなどにはかなりお薦めだ。

防水性★★★☆☆ フィット感★★★☆☆

【フィールドコア コーデュラユーロウォームパンツ HP005A】●サイズ:M L LL 3L ●色:インディゴブルー(限定生産) ブラック タイガーストライプ

ワークマンの’20-21秋冬新作ラインナップの徹底テスト。次回は防寒対策の重ね着に適したミドルレイヤーアイテムを紹介する。


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