環境規制の端境期にあり、世代交代の節目を迎えているバイク。ラインナップに大変動が起きるのは必定だ。そこでヤングマシン創刊48年の知恵とカンをベースに、願望&妄想も織り交ぜながら、バイク未来予想を導き出してみた。本記事ではパワードマシンが規制時代を生き抜く手法=大排気量化/過給機搭載を取り入れた、ハヤブサ、エリミネーターH2、VMAX/LMWについて予想する。
パワードマシンで他では味わえない加速を楽しむ
次期型が最も待望されているマシンのひとつがハヤブサだ。3代目はターボ化の噂もあったが、従来型を基盤に自然吸気のままで進化と予想。GSX-R1000で培った電子制御スロットルやIMU&コーナリングABSなどの電脳を与え、新作フレームで軽量化を果たすと思われる。またセミオートマも期待できるが、“アルティメットスポーツ”の根本は変わらないだろう。スズキ創立100周年の’20年に発表し、’21年発売となる?
【ベース車両:’18 スズキ ハヤブサ】豪快な加速と優れたハンドリングが魅力。国内や欧州では’18年型でラストとなったが、独自の規制を敷く北米は今も継続販売中だ。
【ライバル:カワサキ ニンジャ H2カーボン】ハヤブサと覇を競った自然吸気1441ccのZX-14Rは終了。今後はスーチャーで怒濤の231psを誇るH2がライバルとなる。
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