2020年6月26日に待望の発売となったホンダ「CT125ハンターカブ」に、さっそくスペシャルパーツ武川からカスタムパーツが登場。注目は2種類のマフラーだが、タンデム用ピリオンシートや多彩なキャリア類、マニアックなところではクランク支持剛性をアップするサポートアダプターや多機能メーターなどもラインナップされる。
純正ヒートプロテクターを使用する『純正スタイル』のスポーツマフラーと、2本出しスタイルのスクランブラーマフラー
CT125ハンターカブ待望の発売から数週間が経ち、晴れてオーナーとなった方々の納車報告がSNS等を賑わせるなか、SP武川から魅力的なカスタムパーツが多数登場した。まず紹介したいのは、パッと見はノーマルマフラーに見えるのにパワーアップも気持ちのいいサウンドも手に入るスポーツマフラー(政府認証)だ。純正のヒートプロテクターを使用していることから、テール部分の長さや形状で見分けるしかないほどで、お気に入りのスタイルを崩すことなく、カスタムの満足感と確かな変化を感じられるというもの。価格も税込み3万8500円とリーズナブルなのがうれしい。
スポーツマフラーとどちらを選ぶか悩みそうなのは、スクランブラーマフラー(政府認証)だ。こちらはテールを2本出しとしたCL72スタイルにオリジナルのヒートプロテクターを組み合わせ、往年のスクランブラースタイルを打ち出す。スポーツマフラーよりは中速トルク重視型だが、ノーマル比で言えば十分にパワフル。エキゾーストパイプとツインテールパイプにはステンレス材を採用し、価格は税込み4万9500円となっている。
視界に変化を! スーパーマルチDN、コンパクトLEDサーモメーターキットほか
マフラーに続いて注目したいのは、純正メーターと交換するタイプのマルチメーターだ。一切の配線加工を必要とせずに装着できるのが特徴で、ひとつの円の中に速度、回転数、ギヤポジション、温度計、燃料残量計、時計を表示でき、バッテリー電圧表示やタイヤ外径補正、バックライト色変更といった多くの機能が盛り込まれている。純正メーターとほぼ同形状で同位置に装着できるため、見た目の違和感も少なく、所有欲も満たしてくれそうだ。
また、φ48スモールDNタコメーターは3種をラインナップ。それぞれに最大rpm表示範囲が異なるほか、サーモメーターの有無やバックライトの色などが異なるが、いずれもノーマルメーターの横に装着でき、車両専用サブハーネス付属により配線加工無しのカプラーオンで取り付けできるのが特徴となっている。
面白いのは、ハンドルクランプに収納できるコンパクトLEDサーモメーター。付属するバーハンドルを固定するためのクランプがこのメーターを搭載できる形状になっており、スピードメーターなどの邪魔をすることなく収めることができるというのだ。こちらはモンキー125用と共通なので、すでに発売中。付属の温度センサーの取り付けを可能とするドレンボルトの同梱されているので、気軽に導入できる。
よりヘビーデューティに! 各種キャリア&アンダーガードほか
ハンターカブといえば、これでロングツーリングに出掛けようというユーザーも少なくないはず。また、キャンプ道具などを積載して“密”にならない独りの時間を楽しむためにフラリと走りに出る、というのも今の時代に合っているかもしれない。大型リヤキャリアを標準装備しているCT125ハンターカブだが、さらに追加でセンターキャリアやフロントキャリアを装着すれば、さらにヘビーデューティなマシンへと変貌する。
林道や不整地などに分け入っていけるのもハンターカブの魅力。そんな場合は飛び石対策や転倒時の破損防止に、各種ガード類を装備するとよさそうだ。大型スキッドプレートは標準採用しているので、ヘッドライトガードやナックルガード、チェーンガード、リヤフェンダーガード(テールランプまわりを保護)、さらにはフォグランプ等のマウントを兼ねたサブフレームやハンドルガードなども検討したい。
注目のアイテムは、ヘルメットホルダーだ。純正リヤキャリアの左側下に装着するもので、純正工具箱を移設して、その下にヘルメットホルダーを固定。これにCT110の純正部品として過去に流通していた予備燃料タンクを装着できるというから面白い。
ローダウンサスペンション、ピリオンシート、ワイドステップほか
純正リヤキャリアの上に装着するピリオンシート(タンデムシート)やツートン柄のシートカバー、ローダウンサスペンションなどもラインナップされる。こちらも併せてチェックされたし。
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