(左)燃焼室上部、プラグ穴周辺にそそり立つフィンが根本から先端に向かってクサビ状に薄くなっているのも、当時物のヘッドより明確に分かる。(右)足に干渉しないよう1、4番のインテークポートが中心に寄せられている。3D解析がなかった当時、この形状を成立させているのは驚異的。
稀代の名車として絶版車界で50年近くも不動の人気を誇るカワサキZ2/Z1。そのエンジンの核心部・最重要部品であるシリンダーヘッドをメーカー自身が復刻させたこのプロジェクト。オリジナルデザインを踏襲し、既存のシリンダーにボルトオンで装着できるのは当然だが、細やかなアップデートにも注目したい。 目次 1 丸ヘッド時代の変更点を凝縮した最強仕様 丸ヘッド時代の変更点を凝縮した最強仕様 (※前ページより続 […]










































