マットシルバー、ブルー、マットブラックの3色構成

カラーリング刷新! 2020年型ヤマハYZF-R3/R25はマットとグロスで質感向上 2月14日発売

YZF-R3 YZF-R25 2020

ヤマハは、並列2気筒エンジン搭載の「毎日乗れるスーパーバイク」YZF-R3 ABS、YZF-R25/ABSのカラーリングを変更し、2020年モデルとして2月14日より発売する。新色としてマットシルバーをラインアップし、ブルーとブラックも従来と異なる配色で異なる質感を実現した。

ブラックアウトされた倒立フォークとマット色の使い方が新鮮

2019年モデルで倒立式フロントフォークの採用やモトGPマシンYZR-M1直系のセンターエアダクトを設けた外装デザインに一新するなど、従来の親しみやすさを生かしながらスポーツ色を増したYZF-R3/R25。徹底した空力特性のブラッシュアップにより、エンジンパワーは同一ながら最高速度を8%も向上している。サイドカウル後方にはウイングを設け、ダウンフォースにも寄与するという。

2020年モデルにおけるカラーチェンジでは、従来からあったブルーとマットブラックに新グラフィックを採用し、2020年モデルのYZF-R1とのリレーションを高めたほか、ブランニューのマットシルバーを用意した。マットシルバーはフロントフェイスや燃料タンク、前後ホイールなどに赤×黒のストライプを施し、YZF-R系ならではのスポーツマインドをアピール。倒立フォークは従来モデルと同じゴールドを採用している。

新グラフィックとなったブルーは、フロントフェンダーやシートカウルなどにマットグレーを配したほか、倒立フォークをブラックアウト。サイド&アンダーカウルは従来の黒からメインカラーのブルーに統合した。

もう一方の新グラフィック、マットブラックは、従来あった白のストライプやロゴマークを廃止し、代わりにグロスブラックで目立たないロゴを入れるという凝った仕様。燃料タンクもグロス仕上げ(従来はマット)とし、ブルー同様にブラックアウトした倒立フォークとともに全体を引き締めている。パッと見で色付きのパーツはサイドリフレクターと赤いキルスイッチ、クリアレンズの中に見えるオレンジのウインカーバルブぐらいだ。

気になる価格は、YZF-R3 ABS、YZF-R25 ABS、YZF-R25の3車とも据え置きとなっている。カラーラインナップは3車とも共通だ。

YZF-R3 ABS/R25 ABS/R25 カラーラインナップ

マットシルバー1(マットシルバー) ※写真はYZF-R25 ABS
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー) ※写真はYZF-R25 ABS
マットブラック2(マットブラック) ※写真はYZF-R25 ABS

YZF-R3 ABS

主要諸元■全長2090 全幅730 全高1140 軸距1380 シート高780(各mm) 車重170kg■水冷4ストローク並列2気筒 DOHC4バルブ 320cc 42ps/10750rpm 3.0kg-m/9000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=110/70R17 R=140/70R17 ●価格:68万7500円 ●色:マットシルバー、ブルー、マットブラック ●発売日:2020年2月14日

YZF-R25/ABS

主要諸元■全長2090 全幅730 全高1140 軸距1380 シート高780(各mm) 車重167[170]kg■水冷4ストローク並列2気筒 DOHC4バルブ 249cc 35ps/12000rpm 2.3kg-m/10000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ●価格:61万500円[65万4500円] ●色:マットシルバー、ブルー、マットブラック ●発売日:2020年2月14日 ※[ ]内はABS

カラーラインナップ・別カット

マットシルバー1(マットシルバー) ※写真はYZF-R25 ABS
マットシルバー1(マットシルバー) ※写真はYZF-R25 ABS
マットシルバー1(マットシルバー) ※写真はYZF-R25 ABS
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー) ※写真はYZF-R25 ABS
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー) ※写真はYZF-R25 ABS
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー) ※写真はYZF-R25 ABS
マットブラック2(マットブラック) ※写真はYZF-R25 ABS
マットブラック2(マットブラック) ※写真はYZF-R25 ABS
マットブラック2(マットブラック) ※写真はYZF-R25 ABS

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