第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

佐藤寿宏のレース通信

[鈴鹿8耐 台風の影響は?]トップ10トライアルは悪天候のために中止! いよいよ決勝だ!

  • 2019/7/28

梅雨明けとともに始まった鈴鹿8耐のレースウイーク。予想通り3大ワークスがぶつかり合う結果となっています。昨年に続き、台風の影響を受けることになった今年は、トップ10トライアルが中止となりました。

金曜日の公式予選結果が決勝グリッドに

日曜日に行われる決勝のスターティンググリッドは、金曜日に行われた公式予選の結果で決まることになり、#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMがポールポジションを獲得しました。2番手には#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H、3番手に#33 Red Bull Hondaと3大ワークスが上位につける結果となりました。土曜日の夕方には、トップ3の記者会見が行われたので、その声をお届けします。

ポールポジション:#21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM[2分6秒619]

ヤマハファクトリーレーシングチームの中須賀克行。金曜日の予選でのライダー3人の平均タイムは2分6秒619だった。

中須賀克行

正直、ポールポジションが獲ることができてうれしいです。残念ながらトップ10トライアル行われなかったのですが、予選での頑張りが、この結果につながったと思います。ただ大事なのは、決勝で8時間を走り終えたときに、どこにいられるかなので集中して臨みたいですね。

アレックス・ローズ

ポールポジションを獲得できて、とてもうれしいです。トップ10トライアルは、悪天候で走ることができなかったのは残念でした。レースウイークに入って、3人ともいいペースで走ることができているので自信がありますし、厳しいレースになると思うけれど、ハードなレースを戦い抜いて連覇を達成したいですね。

マイケル・ファン・デル・マーク

ファンの方もたくさん来ていたのでトップ10トライアル中止は残念ですが、安全面を考えれば仕方がないと思います。公式予選では、チームメイトが頑張ってくれたので一番いいグリッドからスタートできることになりました。日曜日は、長い一日になるけれど、ベストを尽くして頑張りたいですね。

2番手グリッド:#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H[2分6秒633]

雨の土曜日もファンサービスに余念がなかったカワサキレーシングチーム。平均ラップタイムはヤマハと僅差だった。

ジョナサン・レイ

水曜日の走り出しは、満足できなかったのですが、木曜、金曜とペースをつかめてきていると思いますし、3人のペースもよくなっているのでステップ・バイ・ステップで来ています。トップ10トライアルができなかったのは残念ですが、いい決断だったと思います。レースは、ベストを尽くして頑張るだけです。

レオン・ハスラム

チーム全体で非常にいい状態だと思います。ペースもよく、いいラップタイムを刻むことができています。金曜日のナイトセッションも雨の中、いい手応えがありました。トップ10トライアルを走ることができず、残念ですけれど、レースに向けては、いいフィーリングなので自分たちのベストを出すことができれば結果がついてくると思います。

トプラック・ラズガットリオグル

初めての8耐なので、何とも言えない部分もありますが、テストからレースウイークに入ってもフィーリングは、いいですし、チーム全体でも、いい仕上がりだと思います。チームのために全力を尽くします。

3番手グリッド:#33 Red Bull Honda[2分7秒309]

予選3位を「最低限」と言うあたりに自信を伺わせる高橋巧。予選タイムは1、2位に水を開けられたが、レースでは巻き返してきそうだ。

高橋巧

トップ10トライアルができないのは、すごく残念ですが、最低限の順位からスタートできますし、みんなペースが上がってきているので、長い時間、ミスせずしっかり全力で走りきりたいと思っています。

清成竜一

トップ10トライアルは雨で走れず残念。公式予選はボクのタイムが伸びず、チームの足を引っ張ってしまい、応援してくれている皆さんに申し訳ない気持ちです。レースペースは、悪くないと思うので3人で力を合わせて頑張りたいと思っています。

ステファン・ブラドル

ボクにとって初めての鈴鹿8耐決勝なので、とても楽しみですし、うれしく思っています。公式予選では、ボクも高橋選手もベストタイムが出ていた周でレッドフラッグが出て残念でした。レースは長く精神的にも体力面もハードだと思いますがチームメイトを見習って頑張ります。

ワークス以外の動向は?

4番手につけた#634 MuSASHi RT HARC-PRO. Hondaですが、予選時にタイヤマーキングのステッカーを指定場所に貼っていなかったためピットスタートペナルティを受けてしまいます。それも他のチームがスタートした後、90秒のストップを行ってから、ようやくコースインできるというもの。スタートから約1周の遅れを取ってしまうが“あきらめずに前を追う”と気合いを入れていた。

5番手に#12 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING、6番手にYART、7番手にF.C.C. TSR Honda France、8番手にau・テルル SAG RT、9番手に#95エスパルスドリームレーシング・IAI、10番手に#19 KYB MORIWAKI RACINGと続きました。

#95エスパルスドリームレーシング・IAIのオーナー兼ライダーの“オガちゃん”こと生形秀之は、金曜日朝のフリー走行開始直後の130Rで他車と接触。複数の骨折と右肺にダメージがあり決勝は無念の欠場。トミー・ブライドウェルとブラッドリー・レイのBSBコンビがオガちゃんの分も頑張ってくれるでしょう。

気になる天気予報ですが…、15時くらいから、またも雨マーク…。いやー、また荒れる展開になるかもしれませんね。

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佐藤 寿宏(ことぶき)

佐藤 寿宏(ことぶき)

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ロードレースを追いかけること20年以上のフリーライター。国内外の様々なレースを現場取材しており、若手ライダーにも慕われる。愛車はスバル・レガシィから乗り換えたレヴォーグというボクサー党だ。