ETC車載器などのバイク用品を販売するミツバサンコーワが前後2カメラタイプドライブレコーダー「EDR-21」シリーズを公開した。あおり運転や追突事故の対策としても有効なだけでなく、録画の画質や音質にもこだわっており、車載動画撮影にも対応とマルチに活用できそうな1台だ。
視界を確保しつつ目立たないカメラ
ミツバサンコーワが開発しているEDR-21の最大の特徴は前後2カメラタイプであること。後方視界も確保できるので、危険なあおり運転や、追突事故などのいざというときに証拠をしっかりと残せる。
また、カメラサイズがコンパクトなので、ヘッドライト下やリアフェンダー側面に設置しても遠目には目立たない。愛車のカッコよさに影響しないというのはオーナーにとってはうれしい仕様だ。
記録映像の画質にもこだわりアリ。200万画素のフルHD録画に対応しているだけでなく、電子式手ブレ補正を搭載しているので、振動がどうしても固定したカメラに伝わりがちなバイクでも高画質でなめらかな映像が記録できる。ETC車載器の開発で得たノウハウから防水、防塵、耐振動性も考え抜かれており、風雨にさらされがちなバイク用として十分な信頼性を実現している。
車載動画撮影にも活用できる
カメラの高画質さはもちろんだが、その他の面でも車載動画撮影への対応が考えられている。特にこだわったというのが録画の音質だ。そのための工夫が録音を行っている本体をカメラとは別体にして、シート下に設置したこと。こうすることで走行風の影響によるノイズを低減しており、エンジンやエキゾーストノートの迫力あるサウンドをクリアに記録できるようにしているのだ。
●文:石川 順一
※情報提供:ミツバサンコーワ
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