ツーリング絶景の真実をさぐる!

【今度は渓谷】ホントに絶景か確かめてきた![信越編-02]#モトツー

  • 2019/6/2

昨今、SNSの普及により、多くの絶景写真が話題となっている。写真は真実。しかしそのスポットは、本当に感激の場所だろうか? 是非を問うべく、歴戦のモトツーリング誌ベテランスタッフ達が実際に探索。絶景の真実にメスを入れる、その第2弾は新潟県十日町市の清津峡だ。今回も引き続きモトツーリング編集長のカン吉がお送りします!

TEXT & PHOTO:Hidetoshi KANDA

流行りの絶景、写真で見ると…… 新潟県十日町市 清津峡(きよつきょう)

さすが日本三大渓谷、幻想感はハンパ無いっ!

トンネル内より感じる絶景! これは斬新!?

絶景を振り返ると…!?

(‘A’)………。 ※本企画、全ての写真は私、カン吉が撮影させて頂きました。

以前は行けた場所が落石事故の影響で……残念っ!

清津峡は“日本三大峡谷”とも言われる、国内屈指の峡谷。にもかかわらず、web上には酷評も散見される。一体……? さっそく現地へ行ってみた。ブルーに澄んだ渓流は涼しさ抜群!これは期待できるか!?と思いきや…トンネル?そう、清津峡は過去の落石事故にて遊歩道を閉鎖。絶景ポイントまで750mものトンネルでアクセスするのだ。つまり、風光明媚な峡谷や豪快な柱状節理の岩肌を、地下より心眼にて堪能する仕様となっている。とは言え、途中には3カ所の展望口が設けられており、豪快な峡谷をチラ見する事は可能。終点のハイライトスポットには巨大な水鏡を設置、映える写真を簡単に撮る事もできる。…。まぁ、全ては安全の為。中々斬新な峡谷だが、意外と面白かったぞ(笑)。

ひと味差のつく写真のコツ

水鏡は低い位置から撮ろう

水面に映る風景は、低い位置からより広く撮る方がダイナミックに撮れる。トンネルの円の空間がフレームの中心になるように撮ればOK!

紅葉時は中々見応えアリ

こちらは紅葉でも有数のスポット。奇岩と真っ赤な赤の入り乱れる様相も、素晴らしく綺麗だ。紅葉時の休日は渋滞も起こる程の人気だ。

やはり晴天時が一番!

トンネル内からの観光なので天候による不具合は無いが、やはり晴天時の方が綺麗に映る。明暗の差が激しいほうが、より鮮やかな写真が撮れるぞ。

検証:三大峡谷ながら、酷評も散見される清津峡。その由縁は一体どこにあるのだろう?

“新”絶景スポットへ出発! 関越道塩沢石打ICより約30分で……日本三大峡谷、清津峡に到着!

魚沼丘陵を超えるワインディング、十二峠から少々で到着。路面も良好で、ほぼ迷うリスクも無い為、初心者でも安心して訪れる事が可能だ! 信州旅のついでに行ってみよう。

実は銘湯もあるのだ。

清津峡小出温泉湯処よーへり。秘境の共同浴場だ。もちろん源泉かけ流し。

え? トンネル?

落石のリスクがある為、観光開発として平成8年に開通した清津峡渓谷トンネルを歩いていくのだ。

ベンチやトイレまで完備♥

長いトンネルながら、内部はひんやりとして外の猛暑が嘘のよう。……おっ、ベンチが……。

そして途中のトイレが必見なわけだが……。

トイレ外装は何とマジックミラー!

マジックミラー装備って! オープンな気分で用を足せる。さぁ、絶景便所へ行こう!

しかし、長い。

トンネルの全長は750mである……。

う~ん…。確かに絶景には違いないが……。

確かにね、絶景なんです。しかし、触り過ぎ感も否めない。まぁ、水鏡とか峡谷の豪快な景色とは関係ないが、確かに幻想的な写真は撮れます。とは言え、こんな見せ方もアリかな!?

ちなみに、清津峡の遊歩道は現在立ち入り禁止。ハイライト3カ所には見晴所が設置されているぞ。

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モトツーリングとは ヤングマシンと同じ内外出版社が刊行する、バイクツーリング専門誌。オシャレでキレイな旅よりも、現地に赴いてのガチンコ取材による深堀り記事制作を得意とする。偶数月1日発売。

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モトツーリング モトツーリング編集部

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2010年秋にヤングマシン増刊として始まったのち、2013年秋号より独立創刊した、バイクのツーリング専門誌。「ここにしか載っていない面白いネタ」にこだわり、綺麗でオシャレなツーリング雑誌とは一線を画した実用的かつB級ネタも盛り込んだ誌面づくりに邁進しています。