車格もパワーも手頃でイージー。遊びゴコロにあふれたモデルから、スポーティなマシンまでバラエティも豊か。 アジア市場の拡大に伴い、車種は拡大するばかりなのが原付二種および150ccクラスだ。国産、外国車ともにオンロードからオフロード、12インチのミニまで、日常を楽しめるバイクが揃っている。
WEBヤングマシンで全33回にわたってお送りした新車アルバムをまとめたのがこのページ。カテゴリー別に分け、さらには排気量区分によりライバル車を直接比較しやすいように各ページにまとめてある。記事があるも[…]
ホンダ怒涛の新車構成に負けじと他社も元気
近頃ホンダが力を入れているこのクラスだが、他メーカーも黙ってはいない。デーモン、マットモーサイクルズら個性派も登場するほか、本格装備やフルカウル、前後17インチホイールを与え、スポーツ入門に最適なモデルも増加中。昨年のGSXシリーズに続き、今年はニンジャ125とZ125がデビューする(国内入荷予定は現在のところなし)。
気楽ながら、ギヤ付きで操る喜びをしっかり味わえるのが当クラスのウリ。アンダー125ccは、任意保険をクルマのファミリーバイク特約でカバーできたり、税金も安い。ランニングコストが低いため、メインバイクとしてはもちろん、2代目の愛車にもアリだ。
カワサキ Z125 プロ:原2でもZ流を貫く
現代Zシリーズの末弟で、小柄ながら攻撃的なフォルムをしっかり受け継ぐ。4速リターンのシングルを鋼管バックボーンと倒立フォーク+前後12インチの車体に搭載し、キビキビ走れる。’19年モデルは車体色を一新。ブラックとキャンディライムの2色を設定した。
高回転までスムーズに吹け上がり、燃費性能にも優れた空冷4スト単気筒を搭載し、Zシリーズのなかで最も軽くコンパクトな車体構成としたリトルネイキッドがカラーチェンジを受けた。採用するのは、ともに新色のキャ[…]
GPX デーモン150GR:某社SSのスモール版?
タイのメーカーが送るフルカウルミニで、某外国製SS風のルックスが楽しい。キャブ仕様の空冷単気筒を縦型に配置し、スチールトラスフレーム+KYB倒立フォークの本格的な車体に搭載。前後14インチの車格も絶妙だ。全灯LEDやフル液晶メーターと装備も豪華。
ひと目見て「あの某外国製SSにスモール版?」と思ってしまうが実はこれ、タイのGPXが送り出すDEMON150GR(デーモン150GR)。日本では月木レーシングが母体となるGPX JAPANが輸入販売を[…]
スズキ ジクサー:高コスパのアジアンNK
アジアで人気を博すスポーツネイキッド。エンジンはロングストローク設定で中低速トルクが豊か。φ41mm正立フォークや前後17インチ、リヤのラジアルタイヤも走りを支える。フル液晶メーターなど質感が高いのに価格は手頃だ。
未来の新車を大胆に予想(×妄想)することでおなじみの『ヤングマシン』。フルカウルモデルの魅力が増しているネオ250カテゴリーでスズキが打つであろう次の一手は、インドで絶大な人気を誇る「ジクサー」強化版[…]
カワサキ ニンジャ125/Z125:伝統2シリーズのミニ版
250と同等の本格装備を持つ新作。スリムなトレリスフレームや前後17インチの車体はニンジャ250SL&Z250SLがベースで、マフラーや厚みを増したシートは新設計だ。排気量をダウンしたDOHC4バルブ単気筒は、扱いやすい特性ながら、回せばパンチ感を発揮するという。ニンジャはフルカウルにセパハンの万能選手。ネイキッドのZはニンジャ比で2kg軽く、バーハンドルを備える。
2018年9月10日、昨年のイタリア ミラノショーでカワサキが登場を予告したニンジャ125とZ125の写真が公開された。これまでの予想通り、車体や外装は国内でも販売されていたニンジャ250SL&Z25[…]
スズキ GSX-R125/S125:名門の名に恥じない完成度
DOHC4バルブヘッドで15psを発生する強心臓と、軽量コンパクトな車体が自慢。前後17インチにリヤサスはリンク式モノショックと脚が充実しており、このクラスで貴重なLEDヘッドライトやフル液晶メーターも与えた。GSX-Rは伝統シリーズ初の125モデル。スラントしたアッパーカウルにより空力性能が優秀だ。GSX-Sはシリーズ共通の野獣ルックスを再現しバータイプのアップハンを備える。
手の内に収められるが、まるで退屈しない速さあり。ヘルメットの中で思わずニヤリとしてしまった……。ビッグバイク乗りにもぜひ味わってほしい快感だ! TEXT:Toru TAMIYA PHOTO:Satos[…]
KTM RC125/125デューク:大型でもレアな装備を満載
390と共通の剛性感溢れるシャーシを採用。前後ラジアルタイヤに倒立フォーク+ラジアルキャリパーなどの装備も共通で、攻めの走りに余裕で応える。6速MTの心臓部は、高回転のスムーズな吹け上がりが魅力だ。さらにネイキッドのデュークは、旗艦譲りの分割式LEDヘッドライトをはじめ、カラー液晶、スマホ連携機能(オプション)まで搭載。原2の枠を超えたゴージャスさだ。
モトクロスを筆頭にオフロードレースシーンで活躍するオーストリアのバイクブランド・KTMの2019年日本仕様ストリートモデルが出揃った。2018年11月のEICMA(ミラノショー)にて発表した新型790[…]
アプリリア RX125/SX125/RS125:日本でも人気のRX&SX
ユーロ4に対応した水冷DOHC4バルブシングルを搭載するシリーズ。RXはF21&R18インチのオフロードモデル、SXは前後17インチのモタードで、ともにスチールフレームとロングストロークのφ41㎜倒立フロントフォークを備える。RSは豪奢にもアルミフレームを与え、旗艦RSV4とウリ二つのフルカウルに身を包むSSだ。オプションでクイックシフターまで用意する。
オンロードからオフロードへと自由に行き来しながら、少しずつ心と体がリラックスしていく。アプリリアRX125との時間を過ごすうちに、彼方の地への思いが募る。「もっと遠くに行きたい」。バイクならではのポジ[…]
マットモーターサイクルズ 125シリーズ:マッターズ日本上陸
ビンテージカスタムバイクを15年以上に渡り受注生産してきた英国メーカーのオリジナル車両が4月から日本上陸。旧車のスタイルとサウンドが魅力の125ccを6タイプ揃える。5速MTの空冷シングルと前後18インチのスポークホイールは共通で、タンクやハンドル、タイヤで差別化。S-54は、アップハンと茶色のタックロールシート、洒落た’70年代風ペイントが特徴だ。
ノートンやモトモリーニの輸入・販売を手掛けるピーシーアイが、ブリティッシュ・レトロ・カスタムブランドの「MUTT MOTORCYCLES(マットモーターサイクルズ)」の取り扱い開始を昨年10月に発表。[…]
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