5月12日にスロバキアリンクで行われた、ユーロスポーツによる初めてのダブルヘッダーレースにおいて、ホンダがバイクのFIM世界耐久選手権(EWC)とクルマのFIAワールドツーリングカーカップ(WTCR)でともに表彰台を獲得した。
ホンダ シビック Type RとCBR1000RRファイアーブレード
2019年5月12日にダブルヘッダーで決勝が行われた、スロバキアリンクにおけるバイクのFIM世界耐久選手権(EWC)とクルマのFIAワールドツーリングカーカップ(WTCR)において、同時に両カテゴリーに参戦したメーカーはホンダだけ。そして、どちらのカテゴリーにおいてもホンダは表彰台を獲得したのだった。
ホンダは、4輪ではシビックType R、そして2輪ではCBR1000RRファイアーブレードで参戦。バイクレースのほうは、世界耐久選手権の第3戦にあたるスロバキアリンク8時間耐久で、昨年の同選手権において日本国籍のチームとして初めてチャンピオンを獲得したF.C.C TSR Honda France(#1)およびHonda Endurance Racing(#111)が出走。#111車は序盤にトップを走るもののクラッシュを喫し8位でゴール。#1は着実な走りで3位表彰台を獲得し、クラッシュの影響で35位に沈んだルマン24時間の雪辱を果たした。これによりランキングは5位となり、第4戦オッシャースレーベン8時間耐久、そして最終戦の鈴鹿8時間耐久レースに連覇の望みをつないでいる。
同じ日曜日に行われたWTCRでは、Civic Type R TCRを走らせたNestor Girolamiがレース2を制し、ドライバーランキング、そしてチームランキングともにトップを守っている。
WTCRの次戦はオランダラウンドが5月19日決勝、そしてEWCはドイツのオッシャースレーベンで6月9日に決勝が行われる。
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