輸出仕様の新型カタナがスタンバイとなり、インプレッションも出回ってきたなか、YMスクープ班は早くも日本国内コンストラクターたちがカスタムマシン製作に向けて動き出したことをキャッチ。キーワードはセパハン(セパレートハンドル)、ビッグタンク、そしてナンバープレートホルダーだ。
日本のパーツメーカーも新型カタナの開発に着手
2019年モデルの台風の目となっている新型カタナ。1月下旬、日本国内でもバイク販売店向けの会議で新型カタナが登場し、5〜6月の国内発売が有力視されている。発売までの数か月間、まずは購入資金を確保するのが先決だろうが、カスタムプランを立てたりと妄想を膨らませて楽しみたいところ。そこで朗報なのが、すでに新型カタナのカスタムパーツ開発が国内でも進行しているという情報なのだ。
新型カタナのカスタム仕様は、昨年11月のミラノショーで数台が展示されており、目立っていたのが、rizoma(リゾマ)のセパハン仕様。この時点ではまだコンセプト段階だったが、セパレート&ローハンドル化されていた。新型カタナはカウルなどの形状からトップブリッジよりも下にハンドルをマウントできないが、ノーマルのパイプハンドルをセパレートにし、より低くマウントしているようなのだ。これと同様に国産でもハンドルまわりのパーツが用意されるはず! マフラーはアクラポヴィッチ採用と欧州メーカー製で固められているが、日本のメーカーも開発を進めているだろう。
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また、ベース車GSX-S1000が17Lだったのに対し、12Lに減少した新型カタナの燃料タンクを18Lに増量させようというパーツメーカーも存在するとの情報だ。もし、発売されたらツーリングライダーにとっても朗報だろう。そして、要望が多いのがオリジナルカタナ風のスクリーンや、現代的にコンパクトにまとめられたテールまわりをボリュームアップさせたいという声。リゾマはテールカウルにナンバープレートホルダーを装着させていたが、それもひとつの手だろう。
3月の大阪&東京モーターサイクルショーでは、数台の新型カタナのジャパンカスタム仕様がお目見えした。さらなるディープカスタムまではもう少し時間がかかりそうだが、4月24日発売のヤングマシン6月号にてモーターサイクルショーレポートとともにカスタムカタナの行方をお届けする。
KATANAカスタムの課題となるのは?
新型カタナ カスタムの予想CG
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