ホンダが2019年モデルの撮影会を実施#3

2019ホンダCB650Rはフレーム剛性を最適化【映像解説】

  • 2019/3/30

細部解説

CB1000Rと共通の薄型丸目ヘッドライト。光源はもちろんウインカー共にLEDでリングライト付き。この凝縮感のためにキーシリンダーを車体側に移設する必要があった。

CB650F比で、キャスター&トレールに変更はないものの、ハンドルポジションを少し前方へ下げ、ステップ位置もやや後方上方へ移動。よりスポーティなポジションを得た。

新世代CBシリーズらしさあふれるメーターパネルは、はめ込み式ではなく、縁までアクリルを覆ったことで液晶面を大きくできた。ギヤポジションやトラコンの設定状況も表示する。

シート後端が短い新世代CBシリーズらしい台形シルエットを作るためシートレールを取り付け部から大改編。メインフレームとあわせて約3kgもの軽量化を達成したという。

CBR650Rと同様の仕様変更を受けたエンジンだが、4本出しのエキパイの美しさはCB650Rに軍配があがる。ちなみに吸気系が異なりラムエア構造は採用されていない。

テールパイプ径を3㎜広げたΦ38mmとし、抜けがよくなったことで出力向上と鋭い吹け上がり感を追求。また排気角度を上向きに調整したことでエモーショナルなサウンドが味わえる。

リヤショックとスイングアームの接続部にピロボールを新採用。言葉を返せば、こうしないと動かないようなしなやかなフレームを採用したと読み解ける。

近年劇的進化を遂げた解析技術で“フレームのしなり追求”に余念のないホンダ。スチール製ツインスパーフレームのピポッド部にはモナカ構造を採用し、剛性バランスを積極的にコントロール。

●文:谷田貝 洋暁 ●写真:山内潤也 

※ヤングマシン2019年5月号掲載記事をベースに再構成

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)