冬場の厳しい寒さを耐え抜くのに欠かせないのがバイク専用の電熱グッズ。今どきは軽くて着心地がよくそれでいて暖かい製品が増えているとともに、モバイルバッテリーが使える製品にも注目が集まっている。本稿では2018-2019シーズンのグリップヒーター×8アイテムを紹介する。
[ENDURANCE]グリップヒーターSP120
グリップ径はφ34と細身。エンドは貫通/非貫通に対応
薄型のLED表示スイッチの採用により簡易的に電圧管理できるグリップヒーターが新発売。120mmのグリップ長に対応する汎用モデルのほか、23車種の専用モデルを展開。専用モデルには上の基本セットのほかスロットルパイプも付属し、簡単に取り付けやすくなっている。
電圧をデジタル表示する「グリップヒーターHG」もラインナップ。3種類のグリップ長に対応した汎用モデル(9720円)と、52車種に対応した専用モデル(1万44円〜1万8144円)が選べる。
[HENLY BEGINS]ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn
クイック機能で暖かさ急速アップ
汎用品ながら細身のグリップ径φ34mmがウリ。4分間の急速暖房機能(55W)でいきなり暖か。従来品より丈夫な被膜コードやグリップハウジングを採用し、断線しにくい特徴もある。
温度調節55W(急速暖房)/43W/31W/21Wの4段階で、日常使いでは十分な性能を確保している。
[HENLY BEGINS]ホットグリップ 巻きタイプイージー USB
不要な季節は取り外せる
取り付けや取り外しが簡単な巻き付けタイプのグリップヒーター。消費電力は11W。電源の端子はUSBに対応しており、USBの給電装置やモバイルバッテリーを利用できる。
USB端子の横にコンパクトなメインスイッチが付属。新たにスイッチを取り付ける手間がなく使いやすい。
[HONDA]スポーツ・グリップヒーター
太くなりがちなグリップヒーターだが、本製品は標準グリップと同じ太さを実現。スポーツ派も納得の操作性と快適性を両立している。
[YAMAHA]グリップウォーマー360A
グリップ全周を温めるヤマハ純正品。標準グリップと変わらない握り心地を特長にしている。補修部品が豊富なのもありがたい。
[KIJIMA]グリップヒーターGH07
グリップとスイッチが一体式となり、33mm(インチグリップは37mm)という握りやすさを実現。温度調節は7.4W〜34.8Wの5段階。
[KIJIMA]グリップヒーターGH08
定番のスイッチ別体式も一体式と同様に、グリップ長115/120/130mmの3種類を用意。温度調節は21W〜36Wの5段階。
[KIJIMA]グリップヒーターGH05
脱着の容易さと価格が魅力の巻き付け式。温度調節機構は省略され、12.15Wの電力を消費する。余剰電力の少ないスクーター向け。
●文:飛澤 慎 ●写真:松井 慎
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