冬場の厳しい寒さを乗り切れ

バイク用電熱グッズピックアップ【グリップヒーター×8選】

電熱グッズ

冬場の厳しい寒さを耐え抜くのに欠かせないのがバイク専用の電熱グッズ。今どきは軽くて着心地がよくそれでいて暖かい製品が増えているとともに、モバイルバッテリーが使える製品にも注目が集まっている。本稿では2018-2019シーズンのグリップヒーター×8アイテムを紹介する。

[ENDURANCE]グリップヒーターSP120

グリップ径はφ34と細身。エンドは貫通/非貫通に対応

薄型のLED表示スイッチの採用により簡易的に電圧管理できるグリップヒーターが新発売。120mmのグリップ長に対応する汎用モデルのほか、23車種の専用モデルを展開。専用モデルには上の基本セットのほかスロットルパイプも付属し、簡単に取り付けやすくなっている。

ENDURANCE
電源:車載バッテリー12V|価格:汎用9504円、車種別9828円〜1万6740円[エンデュランス
ENDURANCE
専用セット対応モデル 【HONDA】CB250F・CB250R・CB400SF・CB400R(’16.2〜)・CBR125R・CBR150R・CBR250R・CBR250RR・CBR650・CBR1000RR・NC750S/X・VTR250・グロム・フォルツァSi 【YAMAHA】MT-07・MT-25・NMAX・YZF-R25・スウィッシュ・トリシティ・マジェスティS(’13.10〜’18.1)・マジェスティS(’18.2〜) 【SUZUKI】GSX250R
ENDURANCE
(上左)温度調節は5段階で、温度レベルをLEDの点灯パターンで表示。5灯すべてが点灯しているともっとも温度レベルが高い設定になる。(上右)電圧チェック機能を搭載。バイクのキーをオンにすると最初だけ電圧をLEDで示す。写真のように3灯なら12.1〜12.5Vという意味。(下左)車載バッテリーの電圧が11V未満になるとバッテリー保護機能が働き、10秒間点滅したのちにグリップヒーターの電源が切れる仕組み。(下右)スロットル側の配線はスマートでスロットルの回転操作をしても配線が折れ曲がらないように柔軟性をもたせている。
ENDURANCE

電圧をデジタル表示する「グリップヒーターHG」もラインナップ。3種類のグリップ長に対応した汎用モデル(9720円)と、52車種に対応した専用モデル(1万44円〜1万8144円)が選べる。

[HENLY BEGINS]ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn

クイック機能で暖かさ急速アップ

汎用品ながら細身のグリップ径φ34mmがウリ。4分間の急速暖房機能(55W)でいきなり暖か。従来品より丈夫な被膜コードやグリップハウジングを採用し、断線しにくい特徴もある。

HENLY BEGINS
電源:車載バッテリー12V|価格:8100円[ヘンリービギンズ|デイトナ
HENLY BEGINS

温度調節55W(急速暖房)/43W/31W/21Wの4段階で、日常使いでは十分な性能を確保している。

[HENLY BEGINS]ホットグリップ 巻きタイプイージー USB

不要な季節は取り外せる

取り付けや取り外しが簡単な巻き付けタイプのグリップヒーター。消費電力は11W。電源の端子はUSBに対応しており、USBの給電装置やモバイルバッテリーを利用できる。

HENLY BEGINS
サイズ:グリップ長110mm以上に対応|電源:USB|価格:5832円[ヘンリービギンズ|デイトナ
HENLY BEGINS

USB端子の横にコンパクトなメインスイッチが付属。新たにスイッチを取り付ける手間がなく使いやすい。

[HONDA]スポーツ・グリップヒーター

太くなりがちなグリップヒーターだが、本製品は標準グリップと同じ太さを実現。スポーツ派も納得の操作性と快適性を両立している。

HONDA
電源:車載バッテリー12V|専用対応モデル:400X・CB400F・CB400SB・CB400SF・CB650F・CB1100・CB1300SB・CB1300SF・CB1300ST・CBR250RR・CBR400RR・CBR600RR・CBR650F・CRF250L・CRF250M・CRF250ラリー・CRF1000Lアフリカツイン・CTX700/N・NC750X・NM4・VFR1200F/DCT・インテグラ・シルバーウイングGT600・シルバーウイングGT400・フェイズ・フォルツァ・フォルツァSi|価格:2万2600円〜2万5380円[ホンダモーターサイクルジャパン

[YAMAHA]グリップウォーマー360A

グリップ全周を温めるヤマハ純正品。標準グリップと変わらない握り心地を特長にしている。補修部品が豊富なのもありがたい。

YAMAHA
電源:車載バッテリー12V|専用対応モデル:MT-07/A(’14〜’18)・MT-09/A(’14〜’16)・MT-09トレーサー(’15〜’18)・WR250R/X(’07〜’17)・XJR1300(’00〜’15)・XSR700・XSR900(’16〜’18)・XT250X(’06〜’17)・XVS950CR(’15〜’16)・XVS950XR-A(’17〜)・セロー250(’05〜’17)・トリッカー(’04〜’17)※360Bタイプは8車種、360Cタイプは5車種、360Dタイプは11車種に対応|価格:1万8360円[ワイズギア

[KIJIMA]グリップヒーターGH07

グリップとスイッチが一体式となり、33mm(インチグリップは37mm)という握りやすさを実現。温度調節は7.4W〜34.8Wの5段階。

KIJIMA
電源:車載バッテリー12V|価格:1万6200円/1万7280円[キジマ

[KIJIMA]グリップヒーターGH08

定番のスイッチ別体式も一体式と同様に、グリップ長115/120/130mmの3種類を用意。温度調節は21W〜36Wの5段階。

KIJIMA
電源:車載バッテリー12V|価格:8640円/9180円

[KIJIMA]グリップヒーターGH05

脱着の容易さと価格が魅力の巻き付け式。温度調節機構は省略され、12.15Wの電力を消費する。余剰電力の少ないスクーター向け。

KIJIMA
電源:車載バッテリー12V|価格:5616円

●文:飛澤 慎 ●写真:松井 慎

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