10代の若手レーサー4名を起用

中野真矢さん率いる「56RACING」が 2019年のチーム体制を発表

元MotoGPライダーの中野真矢さんが代表を務めるレーシングチーム「56RACING(フィフティシックスレーシング)」が今年度の体制を発表した。国内戦に参戦する2名のレギュラーライダーに加え、海外レースに挑む2名をサポートライダーとして活動していく予定だ。

若手育成とモータスポーツ発展のために

新加入の1名を加え、計4名で2019年を戦う56RACING。2名のレギュラーライダーはCBR250RRドリームカップを中心とした国内選手権に参戦し、ほか2名はレッドブルルーキーズカップやアジアタレントカップなどの海外戦に出場する。

<レギュラーライダー>

■梶山采千夏(かじやま・さちか)選手

CBR250RRドリームカップ筑波と鈴鹿大会に参戦し、鈴鹿で開催される全国大会・グランドチャンピオンシップへの出場を目指す。15歳の高校1年生。

■田中風如(たなか・ふうご)選手

今年から56RACINGに加入。梶山選手と同様、CBR250RRドリームカップ筑波/鈴鹿大会に出場。14歳の中学2年生。

<サポートライダー>

■埜口遥希(のぐち・はるき)選手

スペインFIM CEVレプソルMoto3ジュニア世界選手権およびレッドブルルーキーズカップに参戦。56RACINGは日本でのトレーニングなどをサポート。16歳の高校2年生。

■松山拓磨(まつやま・たくま)選手

アジアタレントカップおよび、ツインリンクもてぎの地方選手権にスポット参戦。56RACINGは日本でのトレーニングなどをサポート。14歳の中学2年生。

発表は千葉県にある中野真矢さんのウェアブランド「56design」ショップにて行われ、中野さんやライダーが今年の意気込みを語った。チームの活動目的が「若手の育成」なだけにライダーは非常に若い顔ぶれなのが特徴。56RACINGからMotoGPへと飛び立つ逸材が育つことを大いに期待したい。

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