2018年10月2日、独インターモトショーのプレスデーでスズキが新型KATANA(カタナ)を初公開したのは既報の通り。他にもGSX-R1000/Rの新型が発表されたので紹介しよう。
GSX-R1000Rは可変ピボットを採用
2016年のミラノショーでプロトタイプが初公開され、2017年に市販版がリリースされた現行タイプのGSX-R1000/Rが初のマイナーチェンジを受けることが明らかになった。まず、STDとRの両モデルに共通の変更はマフラーで、色が銀→黒に変更されるとともに遮熱カバーが大型化されている。また、タイヤは従来のブリヂストンRS10から新作のRS11へと、進化に合わせて標準装着銘柄も変更となった。そして、STDのGSX-R1000だけの変更は、アップ&ダウン対応のクイックシフトシステムを導入(Rは従来から標準装備)。GSX-R1000Rだけの変更としては、フロントのブレーキホースをゴム製からステンメッシュにアップグレード。さらにスイングアームピボット位置を調整できる可変ピボット機構を新採用した。ただし、これはレース専用の装備なので、公道での調整は不可とされている。
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