マシン・オブ・ザ・イヤー2018
セパンで初登場! 青山博一選手がテスト

2018RC213Vの新ブリスターカウルは超ワイド

2018年1月24日からマレーシア・セパンサーキットでモトGP他のテスト走行がスタート。レギュラーライダーが走行する1月28~30日の公式テストに先駆けたこのプライベートテストに登場したのが、ホンダの新型ブリスターカウル。従来のレイヤード構造からボックス型へと大胆に進化している。●撮影:佐藤寿宏

ウイングが禁止ならカウルでダウンフォースを稼ぐ!

2016年シーズン限りで禁止となったウイングに代わり、2017年シーズンはインナーカウル型ウイングが多く使われたのは周知のとおり。これはシーズン中の変更が限られており、ヤマハホンダはドゥカティに比べると比較的小ぶりなもので最終戦まで戦った。しかし昨シーズン半ば、ドゥカティが2017年8月に実戦投入したカウルウイング=ブリスターカウルは超ワイドで大型、もやはインナーとは言えないものだった。明らかにより多くのダウンフォースを稼ぐことができそうな形状に、昨シーズンは対策できなかったホンダもドゥカティに対抗する狙いがあるだろう。

ホンダは3種類のカウルをテスト

1月24~25日の2日間にホンダがテストしたブリスターカウルは3種類あると言われている。青山博一選手がライディングした写真のカウルは、ボックス形状の上面がダウンフォースを稼ぐウイング的役割を果たし、側面はカウル状態を保つための形状だろう。また、側面に抜きの穴があるのは、リーンする時の空気抵抗を減らすことが目的と思われる。さらに別の2種類は果たしてどのような形状だろうか? 続報に期待。

2018RC213Vの正式発表は2月20日

2018シーズンのレプソルホンダのプレゼンテーションは2月20日、インドネシア・ジャカルタで行われるとHRCのFacebookで告知されている。1月24日に実施されたヤマハのプレゼンテーションはブリスターなし、1月15日のドゥカティはブリスターカウルの状態だった。HRCの告知ではマシンにベールが被っているが、果たしてこれが今回のブリスターカウル付きのマシンになるのかも注目だ。

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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