マシン・オブ・ザ・イヤー2018
ビニャーレス選手は2020年まで契約更新

2018YZR-M1は5年目のモビスターカラー

2018年1月28日~30日にマレーシア・セパンで開催されるオフィシャルテストに先駆けて、ヤマハがスペイン・マドリードでチーム体制を正式発表した。今年のライダーはV・ロッシ&M・ビニャーレス選手で変わらず、さらに新たなスポンサーカラーも公開された。

モビスターのMが緑→白に

ヤマハのYZR-M1にはスペインの携帯会社であるテレフォニカ・スペインの「モビスター」と飲料である「モンスターエナジー」の2つの「M」がデザインされているが、2018年はモビスターのMマークが緑→白に変化した。また、従来のインドネシア、ベトナム、フィリピン各拠点の他、今年はタイヤマハのスローガンも加えるという。同時にM・ビニャーレス選手が2020年末までヤマハと契約を延長することも発表された。

【YAMAHA YZR-M1 2017年最終型&2018年最初期型】エアロの装着なしの状態で公開された2018年型のカラーリングは、Mの色以外はほぼ変化は見られない。メインフレームの上部は、’17→’18型、’18型でも#25と#46で形状が異なっており、昨シーズン課題となったフレームの特性で改良を施していることが見受けられる。ホイールは新形状となっている。

2018年のエアロはどうなる?!

1年前の公式テストでインナーカウル型ウイングをいち早く走らせて話題となったYZR-M1だが、すでに2017年末のテストで新形状を試している。これは従来とは異なり、ドゥカティと同レベルにまで横に張り出したもやはウイングといっていい形をしている。これが主催者からの認可を得たのか、レギュラーライダーからの評価を得たのかは不明だが、これも今週末からの公式テストに投入されるかどうかで明らかになるだろう。

2017年末のテストされた上段2枚のカウルウイングは、かなり張り出しておりダウンフォースの向上が図れそうな形状だ。これが実戦投入されるかも注目だ。

ビニャーレスが契約更新、ロッシの行方は?!

1月24日、M・ビニャーレス選手がヤマハファクトリーと2019~2020シーズンの契約をしたと発表された。一方、V・ロッシ選手については契約についてのアナウンスはなく、今後の去就が注目されている。ロッシ選手のヤマハとの契約は2018年までで、その動向が2019年にモトGP界再編に至るまで影響すると予想される。また、年齢的にも現役続行か引退かという時期にさしかかっており、早ければこの公式テストから話題となるかも知れない。

左が2020年までYZR-M1で戦うことが明らかになったM・ビニャーレス選手。昨年スズキから移籍し大活躍した次代のヤマハを担うライダー。右は、言わずと知れたスーパースターのV・ロッシ選手。今シーズンはチャンピオンシップ以外でもその動向から目が離せなくなりそうだ。

青木宣篤選手解説によるYZR-M1の2017年シーズン振り返りはこちら

いち

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本誌編集長。雑誌は生き残りタイアップ全盛期だというのに、ひとり次期型ネタを嗅ぎまわって反感を買う現代のスクープ魔王。
■1972年生まれ
■愛車:BMW R100GS(1988)

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