2012年から中国で生産されるようになったスーパーカブが、60周年を迎える2018年モデルで刷新し再び日本で生産されることが明らかになるとともに、東京モーターショー出展モデルとして写真が公開された。それだけではなく、これまでヤングマシン本誌でスクープしてきた通り新型にはクロスカブ仕様も存在し、それも東モに出展されるのだ。ここでは新型スーパーカブを解説するとともに、写真が公開されていない2018新型クロスカブの姿も新たに予想してみた。
生まれ変わったスーパーカブ50/110と同時にヘビーデューティなレジャーモデルのクロスカブもモデルチェンジ。スタイリングと機能性の双方を高めて、もうすぐ市販化になるぞ タフさが戻ったんだゾ! ベースと[…]
2017年10月の東京モーターショーに出展された2018年新型クロスカブ110の発売がいよいよ迫ってきた。本誌ではすでに2月に発売すると予想してきているが、そのカラーバリエーションが判明。東モで発表さ[…]
カブは原点回帰、LEDヘッドライトも採用
9月29日、ホンダが「第45回東京モーターショー2017」Hondaブース出展概要についてのリリースを発行した。それとともに新型スーパーカブ50/110の写真も公開。その姿は2008年まで生産されていた“オリジナル”の姿に原点回帰したもので、新しさよりも懐かしさが感じられるものだった。メカニズム的にどのような変更がなされたのかはアナウンスがないので不明だが、写真で判断する限り従来のエンジンとフレームを踏襲し、規制対応や外装の刷新を図ったと思われる。
クロスカブはハンターカブ似に、50もある
今回の出展概要にはクロスカブ110の出展もアナウンスされており、2018新型スーパーカブ110をベースとしたクロスカブ仕様が存在することが明らかになった。情報によるとこちらも小ぶりなLEDヘッドライトを採用しており、ヘッドライト脇のグリップは縦→横位置に変更されたという。また、ピリオンステップが装着され二人乗りが可能になったようだ。レッグガードは省略されており、前身の通称ハンターカブ=CT110風の雰囲気も獲得。シリーズで初めて50ccも用意されるという。
新型スーパーカブの発表は10月
2018新型スーパーカブ50/110は10月後半に発表され11月に発売される見込み。そして、クロスカブ50/110は2018年2月頃との情報だ。今年も11月4、5日の土日に「第21回 カフェカブミーティングin青山」の開催が決まっており、新型の投入やスーパーカブ60周年&累計1億台とトピックてんこ盛りの大フィーバーが期待される。