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[画像 No.13/17]ハーレーダビッドソンレース、先駆者の矜持 <サンダンス Daytona Weapon I&II>

サンダンス|Daytona Weapon II|ハーレーダビッドソンレース、先駆者の矜持 <サンダンス Daytona Weapon I&II>
クルマのウィッシュボーンサスに似た構造のサクソトラックをフロントに採用する“Ⅱ"はZAK柴崎が数々のレースで培った技術の結晶といえる一台。究極のエアフローを実現するトライオーバルバレルFCRはフロートも拡大し、過酷なデイトナの31度バンクでも安定した燃料供給が果たされる。マグネシウム製ロッカーカバーを備えるスーパーXR-Rエンジンはボア97mm×82mmのショートストロークの1199ccで後軸138PS/8500rpm、トルク13.5kg-m/6500rpmを発揮。まさに世界に誇る一台である。
1981年にアメリカのデイトナで第一回が開催され、その波が日本へと伝播し、1984年に筑波でスタートしたロードレース、“バトル・オブ・ザ・ツイン”。2気筒のバイクでの参戦がレギュレーションとして定められたこのレースに於いて日米両国で、その名を刻み込んだ存在がここに見るサンダンスのマシンたちだろう。ここでは2台の“究極のハーレーダビッドソン”を通して“挑戦”の意味 […]