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[画像 No.5/17]ハーレーダビッドソンレース、先駆者の矜持 <サンダンス Daytona Weapon I&II>

サンダンス|Daytona Weapon I|ハーレーダビッドソンレース、先駆者の矜持 <サンダンス Daytona Weapon I&II>
楕円パイプのアルミフレームにVバンクに向かい合わせの形でダウンドラフト・サンダンスFCRを備える“Ⅰ"は、まさにZAK柴崎の執念が結実したといえる一台。重量182kgの車体に搭載されるエンジンは92mmボア×91mmストロークの1200ccで後軸112PS/6800rpm、トルク12.8kg-m/6500rpmを発揮。車体左サイドに備えられたドライカーボン製オイルキャッチタンクやアンダーカウルに収められたオイルタンク、リヤサスのマウントやマフラー形状などに重量マスの中心化を狙った構造が垣間見える。
1981年にアメリカのデイトナで第一回が開催され、その波が日本へと伝播し、1984年に筑波でスタートしたロードレース、“バトル・オブ・ザ・ツイン”。2気筒のバイクでの参戦がレギュレーションとして定められたこのレースに於いて日米両国で、その名を刻み込んだ存在がここに見るサンダンスのマシンたちだろう。ここでは2台の“究極のハーレーダビッドソン”を通して“挑戦”の意味 […]