![[ハーレーカスタム] CVOロードグライド/スポーツグライド【最新パワーユニット・ミルウォーキーエイト搭載】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/06/HarleyDavidson_HD-ChiryuCustom_00.jpg)
ハーレーダビッドソンにとって、“カスタム”は切っても切れない楽しみのひとつ。『ウィズハーレー』誌が、多くのオーナーの参考となりそうな最新カスタム車両を紹介する。今回紹介する2台のカスタム車は、H-D知立の店頭イベントに来た車両・CVO ROADGLIDE/SPORTGLIDEだ。
●文/写真:ウィズハーレー編集部(増井貴光) ●外部リンク:ハーレーダビッドソン知立
CVOロードグライド:足まわりを中心に強化しレースも視野に! ハイスペックパフォーマンスを追求
オーナーのAさんが選んだパーツを、友人と一緒に組み上げたCVOロードグライド。当初はホッグ系のカスタムをしていたが、途中から路線変更して、ブームになる前にパフォーマンスバガーとして仕上げた。エンジンは、愛知のブルズアイによってカム交換とインジェクションチューニングが施されている。
トラスクのエアクリーナーキットとバーンズステンレスの2in1マフラーを装着し、ドラッグレースでもかなりの高タイムを出しているが、一般道でも扱い切れる使いやすさを併せ持つ。
ハンドルまわりは、すべてをクラウスに交換。12インチのプルバックライザーでアップライトなポジションになった。フロントフォークはスポーツバイクのセッテイング等で定評のあるスクーデリアオクムラでチューニングしている。
前後ホイールには、BSTのカーボンホイールを装着。トラックのアルミスイングアームなど、バネ下重量を極力低減している。サドルバッグは、エクステンドタイプからノーマルタイプに交換しリペイント。
すべてにおいて、パフォーマンスバガーの雰囲気を色濃く見せているカスタムだ!
ペイントは2019年のCVOロードグライドのオリジナル。それに合わせ、ショートタイプに交換したサドルバッグのみをペイントした。
足まわりにとくに力を入れ、BSTのカーボンフロントフェンダー/カーボンホイール/トラックのアルミスイングアーム/ミスミエンジニアリングの大径ブレーキローターとそれに合わせたキャリパーサポートを採用。
エンジンはノーマルのミルウォーキーエイト117だが、カム交換/トラスクのエアクリーナー/バーンズステンレスマフラーで吸排気を強化している。
スポーツグライド:重厚なストリート系バガーカスタムでイメージが様変わり
スポーツグライドカスタムの一番の特徴は、ノーマルの小ぶりなバットフェアリングから、ロードグライド風のポールヤフィのシャークネードフェアリングに交換されていること。車体とフィットしていることもあって、違和感がなく重厚感も増している。
エアクリーナー/ロッカーカバー/ポイントカバーなどは、アレンネスの10ゲージシリーズを採用。プライマリーカバーはH-D純正のドミニオンコレクションに交換した。エンジントリムのデザインを換えるだけで、車体の印象を大きく変えている。
エンジンのイメージに合わせて、サイドカバーにはアクセントを入れている。バーンズステンレスのマフラーはノーマルと同じ2in1だが、マテリアルの色とと太さで迫力がかなり増した。
12インチのTバーでポジションにも迫力を出す。コンパクトなフットボードはスラッシンサプライで、純正オプションのアームやペグともマッチ。軽快なイメージが強いスポーツグライドを、パフォーマンスバガーやストリートファイター的に重厚なツアラーに進化させた!
注目すべきポイントは、ポール・ヤフィーのシャークネードフェアリング。ロードグライドのシャークノーズフェアリングをひと回り小さくしたようなデザインと、シャークティース(サメの歯)と呼ばれるLEDライトが付属する。デザイン的にも違和感がなく、軽快な印象のスポーツグライドを重厚な雰囲気に変えている。
エンジンまわりには、アレンネスの10GaugeロッカーカバーやH-Dドミニオンコレクションを採用。
フットコントロールはアシンメトリーで、右側にはスラッシンのフットボード、左側はサンディエゴカスタムのミニフロアボードとシフトアームを使った。タンデムステップには、アレンネスのMXライダーフットペグを使用し、異なるメーカーながらエクストリーム系のパーツで統一している。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
ハーレーダビッドソン専門誌『ウィズハーレー』のお買い求めはこちら↓
ウィズハーレーの最新記事
“ハーレーの今”がわかる! 現在、ハーレーラインナップの中で人気を二分しているのが、「ブレイクアウト」と「ローライダーST」だ。どちらも1923ccもの排気量を持つ空油冷Vツインエンジン“ミルウォーキ[…]
元世界王者・魔裟斗もハーレーを通じてみんなとつながった! 「すれ違いざまに手を振り合ったりするなど、ハーレー乗りたちとすれ違うと(面識がなくても)仲間意識があるんですよね」と、集まったライダーたちに話[…]
FLHXSE CVOストリートグライド:CVOでは唯一となるバットウイングフェアリング フラッグシップモデルを象徴するバットウイングフェアリング。そのアイコンを持つ最上級仕様が「CVOストリートグライ[…]
FLHX ストリートグライド:ワイドグライド譲りのファイヤーカラーも選べる! 2025年式ストリートグライドは、その象徴的なバットウイングフェアリングとLEDライトを融合させたモダンなスタイルを持つグ[…]
FLHXU ストリートグライドウルトラ:ストリートグライドを名乗る、伝統のウルトラモデルがついにデビュー! ハーレーダビッドソンのフラッグシップモデルが、フルモデルチェンジを果たした。その名は「FLH[…]
最新の関連記事(カスタム&パーツ | ハーレーダビッドソン)
ローライダーS/STユーザーに朗報 小ぶりでスタイリッシュな仕上がりのシートが、TRIJYAにて受注生産スタートとなった。 足着き性に優れるのはもちろん、日本人の体型にジャストフィットするライディング[…]
高剛性高精度なアルミビレットパーツ続々登場! 高強度アルミニウム合金素材A6061-T6を高精度切削加工し、鮮やかな発色を維持する独自のアルマイト処理を施すことで変色や腐食を防ぎ、優れた耐摩耗性を発揮[…]
モーターサイクルショーなどに展示され、注目を集めたカスタム ナイトスターをよりスタイリッシュにしつつ、機能的なパーツをふんだんに盛り込んだのが、ハーレーダビッドソンのリプレイスパーツで実績と信頼のある[…]
ブレスクリエイションの提案するカーボン外装X350 ダートライメージの強いX350を、小変更ながらもヨーロピアンムードを感じさせるほどに変えている点にまずは驚いた。外装デザインを少し変更するだけでここ[…]
トリックスター初となるハーレー用マフラー トリックスター初となるハーレー用マフラーが、X350向けにリリースされた。今回、初の試みとして“ツインタイプ”のサイレンサーが採用されている。 X350の特徴[…]
人気記事ランキング(全体)
最新の投稿記事(全体)
MT-09 / SP 政府認証フルエキゾーストマフラー 登場! TRICKSTARがレースで培った技術を集約し、最高性能を誇るサイレンサー「IKAZUCHI」を搭載。 オールチタン構造による軽量化と、[…]
Screenshot シンプルという直感操作の新インカムが登場! オートバイ用インカム・MIDLAND日本総代理店の株式会社LINKSは、オートバイ用Bluetoothインカム「BT R1 (Adva[…]
業界最小・最軽量クラス! まさに「ポケッタブル」な洗車の相棒 2024年7月の発売以来、大型で準備が面倒という高圧洗浄機のイメージを根底から覆してきたのサイン・ハウスの「SPICERR ポケッタブル高[…]
イルマiワンに合う互換ケースの基本スペック MOCUUのイルマiワン用ケースは、フェイクレザー(PUレザー)製で見た目がきれい、手触りも良好です。本商品はケースのみの販売で、本体は含まれません。サイズ[…]
日本シグマックス マックスベルトme ブラック 322403(L)の概要 日本シグマックスが手がける「マックスベルトme」は、腰痛ベルト/コルセット/腰サポーターとして販売されている医療用品カテゴリの[…]
- 1
- 2