
感性鋭いNEWジェネレーションたちによるフォーティエイトのカスタムが、いま激アツだ! 従来のスポーツスターとは一線を画す独創的なスタイルは現代版“ボバー”ともいえるものだが、オーナーたちは「他のナニモノでもない。“フォーティーエイト”という世界観なんです!」と口を揃える。圧倒的人気を誇るカスタムトレンドをレポートしよう!
●文:ウィズハーレー編集部(青木タカオ) ●写真:関野温
多種多様なパーツでスタイルを自在に変化〈2019年式|48kunkei〉
フォーティエイトにさまざまなカスタムパーツを取付け、ご自身のYouTubeチャンネルで紹介している48kunkeiさん。前後フェンダーをショート化し、軽快なスタイルに。
ハンドルはZバーなども試したが、現在はパインバレーオリジナルのショートエイプバー。フロントウインカーはケラーマンをレバーホルダーに備えていたが、グリーミングワークスのビレットウインカーにチェンジし、レトロムードを高めた。
リヤウインカーはケラーマンを継続している。エアクリーナーはS&Sティアドロップ、マフラーはトランプサイクルの2in1フルチタンTMF-062Eで、ブルーの焼色がタンクとまたよく似合う。バッフルを交換し、サウンドの違いを愉しんでいる。レバーは操作性が向上し、質感も高いサンダンス製とした。
シートはカスタムスタイルに合わせて頻繁に交換していて、マスタング ワイドトリッパー/ラペラ ベアボーンズスムースソロシート/ラペラ キックフリップ/ガレージT&F シングルシートタイプA(タックロール)/トランプ キング&クイーンなど、じつにさまざま。撮影時は、原点回帰でマスタングに戻している。リックスモーターサイクルのフロントプーリーカバーは、走行中に回転するスポーティーな外観が興味深い。
エンジン&フロントエンドを黒で統一〈2017年式|S氏〉
ブラックアウトした車体に合わせ、ロッカーカバーやH-Dスカルデザインのダービーカーバーを黒で統一し、エンジンを精悍に引き締めたフォーティエイト。
エルボースタイルで右側へ飛び出し見る者の目を惹くのは、アレンネスのモンスターサッカーエアクリーナーだ。フィルター表面積の増加に加え、前部からのインテークも可能となり、吸気効率が大幅に向上する。
マフラーをバンス&ハインズのショートショットスタッガードにし、インジェクションチューニングによって吸排気を完成させた。フロントエンドもカルトワークのフォークカバー/キャップ/ラバーブーツでブラックで揃え、クールでボリューミーなフォークまわりとしているのも見事としか言いようがない。
エアクリーナーやマフラー同様、ベベルドフュージョンフットペグやシフターなど、アレンネスで揃えているのもセンスが光る。ソロシートはラペラ、ナローに持ち上がるハンドルはハマーサイクルだ。また、サイドマウントのナンバープレートホルダーはキジマ製で、ETC車載器とヘルメットホルダーをまとめて取り付けてあるのも参考にしたい。フレームエンドのフェンダーストラットをカットし、軽快なリヤまわりを演出。レザーバッグはデグナー製をチョイスしている。
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