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塗装済みフレームは丁寧に梱包されてユーザーの手元に返ってくる。新聞紙を剥がして生まれ変わったパーツを見れば、誰もが素晴らしい仕上がりに感動するはず。溶剤系のペイントでツヤを出すには、サフェーサーを厚く塗って入念に研磨した後に上塗りしなくてはならず、均質に仕上げるのは至難の業。だがパウダーコーティングは、金属への密着力が強く塗膜が厚いからヌルテカに仕上がる。右の写真は塗装前。カサカサだったヘッドパイプが嘘のようだ。