プロメカニックがそばにいる安心感は格別。モトジョイがレンタルガレージをオープン

バイクユーザーなら誰もが憧れるガレージ保管。自己所有は理想だが、それが難しい人にとって選択肢となるのがレンタルガレージ。様々な形態で運営されるレンタルガレージの中で、とりわけ興味をそそられるのが、絶版車ショップとして有名なモトジョイ(三重県鈴鹿市)が運営するガレージである。


●文/写真:モトメカニック編集部(栗田晃)●外部リンク:モトジョイ

保管できるだけじゃない、+αの価値があるレンタルガレージ

2023年3月、三重県鈴鹿市の中央道路沿いに移転したモトジョイ店舗敷地内に並ぶ6棟のガレージは、用品や部品の保管に適した棚やバッテリー充電器などをつないでおける2口コンセントが備わったデイトナ製。

サイズは1台保管向けの小サイズと大型車2台が収納できる大サイズの2種類で、契約者はモトジョイの駐車場を利用できるので、自宅から乗ってきた自家用車を置いてツーリングに出かけられる。

また、モトジョイの営業時間中であれば、洗車用の水道や空気圧チェックやエアーブロー用のエアーも利用できるのも、バイクショップ併設ガレージならではの特典といえるだろう。さらに愛車のメンテナンスや修理の相談ができるメカニックがいつもすぐ隣りにいるのは、これ以上心強いことはない。

自宅に置き場がないユーザーはもとより、保管+αの価値を求めるライダーにとって、モトジョイのレンタルガレージは魅力的な存在となるのは間違いない。

小サイズ3棟/大サイズ3棟の計6棟でスタートした、モトジョイのレンタルガレージ。契約者次第ではさらに増築する計画もあるそうだ。各ガレージのスロープ周辺のスペースは広いため、段差の上り下りが心配なユーザーも不安なく取り回せる。

メンテや整備の依頼には予約が必要だが、同じ敷地内でモトジョイが営業しているのは大きな安心材料となるはず。営業時間内であれば洗車やエアーチェックもできる。

【左・大サイズ / 右・小サイズ】大小いずれもデイトナベーシックガレージのハイルーフタイプで高さに余裕があり、奥の棚の収容スペースも十分。内部照明もあるので夜間の出し入れも安心だ。■大サイズ内寸:幅168×奥行292×高さ209cm ●レンタル料金:1万3200円(1か月) ■小サイズ内寸:幅142×奥行250×高さ209cm ●レンタル料金:1万1000円(1か月)

一方でオリジナル製品も新登場「スズキ油冷用オイルクーラー」

OVERクラシックスのオリジナルフレームレーサーOV-41にも装着されている、スズキ油冷エンジン用オイルクーラーが新発売された。

GSX-R750RKの16段コア/GSX-R1100/91/92の15段コアより一段多い17段コアで、装着ブラケットのピッチはGSX-R1100/’89-’92 GSX-R750/’88〜’91モデルに対応し、これらの機種にはコア本体無加工で装着可能。

【TG-RUN×OVERクラシックス油冷エンジン用オイルクーラーコア】 ●価格:16万5000円

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

モトメカニック

バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓