世界中の工具を取り扱うワールドインポートツールズ横浜(WIT)の最近のイチオシブランドは、アメリカで100年近くの歴史を持つDEWALT(デウォルト)。タフでパワフルな電動インパクトドライバーはプロユースに応える逸品だ。またそれと並行して人気なのが、多彩な収納アイテム。特徴的なのはケース同士を連結できるスタッキングシステムで、サイズも用途も異なるケースをワンタッチで連結できる。これが職人さんはもちろん、釣りやアウトドアでも好評を博しているという。アイデア次第で可能性が広がる点が大きな魅力である。
●文/写真:モトメカニック編集部 ●外部リンク:ワールドインポートツールズ横浜
コンパクトでハイパワーな18Vブラシレスモーターを搭載
デウォルト(DEWALT)の電動インパクトドライバーは、他の同社製ツールと共通の18Vバッテリーとブラシレスモーターの組み合わせで、190Nmの最大トルクを発揮する。アンビルは1/4インチビットホルダー仕様なので、ドライバービット/ソケットビットのどちらも使用できる。
独自のスタッキングラッチでケース同士の連結が自由自在
デウォルトの収納には「タフシステム」「ティースタック」があり、それぞれ独自の連結システムを採用している。ここで紹介する4種類のケースはタフシステムシリーズで、黄色い本体がPP(ポリプロピレン)、透明の蓋部分は割れにくいPC(ポリカーボネート)を使用。アイデア次第でさまざまな活用方法がある。
収納物に合わせて形状を整えられる、インナースポンジ付きツールボックス
天蓋部分に小物収納に便利な間仕切り付きスペースを備え、メインのボックスには収納物に合わせて形状を整えられるウレタンフォーム入り。ハンドルは天蓋と側面の2カ所にあり、他のボックスを重ねて運ぶ際は天蓋のロングハンドルで吊り上げることもできる。
おかもち付きで大容量。スタッキングラッチでまとめに便利
かさばる工具や道具や部品を余裕で収納できる約22Lの樹脂ケース。内部には取り外し可能なトレイがあり、大物と小物を分けて収納できる。天蓋両脇の黄色のラッチで他のケースと連結できるので、トランポでまとめて運ぶ際に崩れることがない。
薄さと軽さが魅力の内装剥がし用金属製リムーバー
これはデウォルト製ではないが、最近のWITの大ヒットアイテム。一般的な自動車用内装剥がしは樹脂製で、無理にこじると割れてしまうこともある。対してこのリムーバーは、金属製で強度が高く先端がとても薄いので、内装に限らず様々な剥がし作業に重宝する。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
バイクいじりの専門誌『モトメカニック』のお買い求めはこちら↓
あなたにおすすめの関連記事
タンク内部や塗装のサビはサビキラーシリーズで強力除去 サビの上から直接塗れる塗料、サビキラープロを開発したBAN-ZIが、徹底的にサビを研究することで誕生したサビ取りケミカルが「サビトルキラー」と「サ[…]
グルッと回してスムーズにタイヤを外せる便利工具 過去に個人ガレージを取材した際に、このようなマニュアル式タイヤチェンジャー(DIYの手作り品)を見たことがあった。作業の様子も確認したのだが、それはもう[…]
コンパクトなのに3系統の電源が取り出せるキジマの「アクセサリーパワーユニット」 電気メンテやカスタムが得意なサンデーメカニックなら、電源の重要性は理解できるはず。USB電源やグリップヒーターを取り付け[…]
素材と製法で選べる充実のラインナップ。レアなパラガン後期モデル用ストリート向けチャンバーが新登場 1983年に登場したスズキRG250ガンマは、レーサーレプリカブームの始祖として若いライダーを熱狂させ[…]
6段引き出しを備えたガレージの据置ツールチェスト 部屋から駐輪場まで工具を持ち運ぶには、軽くて機動性重視の収納グッズが重宝するが、ガレージ内に据え置きするなら、あらかじめ収納力に余裕のあるチェストを用[…]
最新の関連記事(工具)
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
KTCが中核ツールチェストのニューモデルをリリース KTCではこれまで、長きにわたってSKX0213がツールチェストの中核を担ってきたが、およそ20年ぶりにデザインと機能を一新したニューモデルを202[…]
ラチェットハンドル:1/4ビットとソケットの二刀流で狭い場所でも扱いやすいラチェット工具 最初に紹介するのは、9段階のフレックヘッドの一方を差込角1/4インチのラチェットハンドルで、もう一方を1/4イ[…]
バイクに常備しておきたい最低限の車載工具とは? バイクは振動によってボルトが緩みやすく、ボルトが1本外れただけでも部品が保持できず、安全な走行が困難になります。 加えて、ミラーのネジが緩んだだけでも安[…]
ナットツイスター:ツイスト形状がガッチリ食いつけばボルト/ナット/なべ小ネジにも使える 開口部から底部に向かって内径が狭まる特殊なツイストが食い込むことで、角が潰れたボルトやナットをしっかり捉えて緩め[…]
最新の関連記事(メンテナンス&レストア)
現在の高性能ドライブチェーンに交換決定。サビに関係なく旧ドライブチェーンは怖い モトメカニック編集部の友人が個人売買で購入してきたヤマハXT250。走行距離が少なく保管状態も悪くなく、未再生原型車とし[…]
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
ラチェットハンドル:1/4ビットとソケットの二刀流で狭い場所でも扱いやすいラチェット工具 最初に紹介するのは、9段階のフレックヘッドの一方を差込角1/4インチのラチェットハンドルで、もう一方を1/4イ[…]
バイクに常備しておきたい最低限の車載工具とは? バイクは振動によってボルトが緩みやすく、ボルトが1本外れただけでも部品が保持できず、安全な走行が困難になります。 加えて、ミラーのネジが緩んだだけでも安[…]
絶対的なエンジンコンディションを左右。キャブレター完全分解&オーバーホール実践 新車当時のタイヤを装着したまま、走行2600kmでオークションに出品されていたXT250。1981モデルのノンレストア車[…]
人気記事ランキング(全体)
私は冬用グローブを使うときにインナーグローブを併用しています。防寒目的もありますし、冬用グローブを清潔に保つ目的もあります。最近、長年使い続けたインナーグローブが破れてしまったこともあり、新品にしよう[…]
アクセルワイヤーが長すぎた!というトラブル ハンドルを交換して長さが合わなくなってしまったり、はたまたケーブルそのものが痛んでしまったり。こうしたアクセルワイヤー(スロットルケーブル)を交換する際、「[…]
白バイ隊員はバイクバカ⁉ 白バイに乗りたい、白バイ隊員になりたい、と白バイ隊員を目指す警察官のなかでバイクに関心のない人はいないと言い切っていいかと思います。少なくとも私が知るなかではひとりもいません[…]
2018 カワサキ ニンジャ400:250と共通設計としたことでツアラーから変貌(2018年8月30日公開記事より) 2018年型でフルモデルチェンジを敢行した際、従来の650共通ではなく250共通設[…]
高回転のバルブ往復にスプリングが追従できないとバルブがピストンに衝突してエンジンを壊すので、赤いゾーンまで回すのは絶対に厳禁! 回転計(タコメーター)の高回転域に表示されるレッドゾーン、赤くなっている[…]
最新の投稿記事(全体)
[◯] Vツインの味わい不変。Xはスタイリッシュだ 初出は1999年という非常に長い歴史を持つスズキのSV650。国内の新排ガス規制に対応した結果、最高出力は76.1→72psに、最大トルクは64→6[…]
突然の交通取り締まり! 違反をしていないときでも… 交通ルールを守って安全運転に努めているのに、とつぜん取り締まり中の警察官に止められてしまった経験がある方は多いはずです。 「え? なにか違反した?」[…]
グローバルサイトでは「e-アドレス」「アドレス125」と表記! スズキが新型バッテリーEV(BEV)スクーター「e-ACCESS(e-アクセス)」、新型スクーター「ACCESS(アクセス)」、バイオエ[…]
従来は縦2連だったメーターが横2連配置に ヤマハは、2004年に欧州で誕生し、2017年より日本を含むアジア市場へ(250として)導入されたスポーツスクーター「XMAX」の2025年モデルを欧州および[…]
時期が合えば水仙と桜の共演も 日本の三大水仙群生地と呼ばれているのが、福井県の越前海岸と、兵庫県の淡路島、そして千葉県の南房総:鋸南町である。鋸南町の水仙は12月中旬から1月下旬が見頃で、2025年も[…]
- 1
- 2